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農家直送野菜を飲食店に届ける取り組み

2017年から2018年にかけて中間業者を通さずに各農家さんから直接野菜を仕入れてそれを飲食店に配達する事業に取り組んでいたことがありました。

それは検証期間としての約1年程度の取り組みでした。

無農薬栽培や減農薬栽培等「拘りの野菜を作っている農家さんの販路拡大に寄与したい」「消費者に農家さんの名前を広めたい」「消費者に美味しい野菜をもっと知ってもらいたい」と言った想いからの取組みでした。

法人化やシステム投資の前段階であった為、当時の自店の取引先農家さん(30〜40程度)と近隣の飲食店(30〜40程度)の橋渡し的な役割として各飲食店が参加するライングループを作成して注文を受付けました。

配送コストや在庫スペースの問題があり、各飲食店はロット購入が厳しいのが一般的です。

一方自店は野菜販売スペースをある程度確保していたことと料理メニューでの野菜の積極使用により、一度に大量注文が可能です。

その為自店ではほぼ毎日何かしらの野菜が配達で届くという状況になっていました。

その野菜の注文を各飲食店から受付けて小ロットで配送するといった取り組みでした。

同時に店内・店頭販売もしていました。

そこに買いに来てくださる飲食店の方もいましたが、あくまでも飲食店向けには配達がメインの取り組みでした。

専門の野菜販売兼卸店(個人経営)とも提携して一部の仕入れと配達業務をアウトソーシングもしました。

約1年取り組んでみて、結論から言うと想定した注文件数を確保出来ずに採算ベースに乗せられませんでした。

そしてその時点ではその結果を踏まえて規模拡大&投資するリスクは高いと判断していったんその取り組みを中止し野菜の店内販売に特化することにしました。

反省材料は多々あります。

そこら辺は次の投稿で記載していきます。

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