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ただの日記も書いてみる

「マスクで初見のお客さんはきついんですよね〜。」

担当の美容師さんが去年そう言っていた。マスクで鼻と口がおおわれた状態では、顔の輪郭や、全体の印象がぼやけて、イメージをつかみづらくけっこう苦労しているという話だった。たしかにそうだなぁと納得した私は引っ越してちょっと遠くなってからもその美容院に通いつづけていたのだが、なんと担当の方が店を辞めてしまった。独立するけど店はまだできてないらしい。えー。

というわけで今日、はじめての美容院に行ってきました。もちろんマスク姿で。

カフェっぽい雰囲気のおしゃれ美容院なのに、ホットペッパーには「白髪染めが得意です」とか書いてあってなんかすごい好感持てたお店。そうです。30代後半、生え際のキラキラ白髪を染めたいです。

初見の客はきついらしいと認識していたので、カットのオーダーは最も無難そうな「長さはあまり変えず全体を整えてほしい」にしておいた。

前の美容院は、カラーのときはマスクの紐を首の後ろでとめてみたり、シャンプーのときは紐だけ外してみたりしていたけど、今日の美容院では、新しいマスクをもらい、それをつけっぱなし。濡れても汚れてもOKなので、美容師さんもやりやすそうだったしこっちも楽だった。当たり前だけど、お店によっていろいろ試行錯誤しているんだな。

ところで美容院って昔はプライベートなことをわりと聞いてくる感じだったと思うのですが、最近全然聞かれなくなりませんでした? 私も自分からいろいろ話すタイプではないので、前の美容師さんから振られるのはテレビ番組の話ばかりでした。その人が口下手なのかと思っていたら、今日の美容師さんも、髪質の話とかコロナの話とか無難な話題路線だったので、時代か?と思った次第。(たまたまかもしれませんが。)

そうして無難な会話を繰り広げてみたり雑誌を読むふりをしてみること2時間。肝心の仕上がりは、あれ?もしかして前のところより良い?かも。

結論、マスクで初見の客はきついらしいがプロならできる。前の美容師さんが来月、新しいお店をオープンするらしいけど、そっちに行くか迷い始めてしまいました。そんな今日です。

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