たばこ

 たばこを買ったのは、20代前半の頃。拒食症のとき「カロリーが無く、気分が良くなるということで、吸うことにした。非常にケチだが安い範囲でパッケージがカッコいいものが良かったので、最初は赤いラークの細長いものを買って、半分吸っては消し残りを後で吸う、ということをしていた。やがてより安く強い煙草を見つけ、echoを吸い始めた。これでちょっと味覚がしょっぱくなる。最安値ながら売り場が限定されるgoldenbatを愛用し、一気に300円代のタバコがシガリロになったことで、今のluckystrike14mgに落ち着く。薬の副作用の眠気覚めし、脱力剤、気分転換、精神安定剤ような感覚で吸っており、1時間過ぎると吸わねばならないという意識が働く。禁煙しようと色々と試みたこともあったが、持病なのか副作用なのか、吸わない状態が続くと喉が閉まって息がしづらいように感じるので、観念している。

 一日ひと箱。出費は食費より高いがそれで満足である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?