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しおり〜富山・立山黒部・松本・諏訪・上田・妙高高原【6泊7日】 前編 その1


【1日目:富山観光】

7:30 新大阪駅

7:44 新大阪 → 9:03 敦賀 特急サンダーバード5号

新幹線コンコース内には売店等見当たらず・・・
駅員さんに伺いましたら「在来線コンコース
の方にはあります」とのことでした
ちなみに新幹線への乗り換えはスムーズでしたが
サンダーバードが5分程度遅れて到着しましたので
1本前の新幹線だったらあせっただろうなと思いました
(新幹線は待っていてくれたようでしたが)

9:21 敦賀 → 10:23 富山 新幹線かがやき508号

東海道・山陽新幹線とは異なる
シュッとしたお顔ですね
雷鳥と立山連峰でしょうか
ウェルカムセット(ミネラルウォーター、おてふき、さらみ)と
メニュー(中央)
わたしは洋食
左から
オレンジ香るとうもろこしとスパムのケークサレ
スズキと焼き海苔のリゾット
岩手産清流鶏のつくね
白桃「あかつき」香るパンナコッタ
ワインはGran Class WHITE WINE Chardonnay
(長野県産シャルドネ種使用)
製造場:マンズワイン(株)勝沼ワイナリー(山梨県)
夫は和食
左から
鶏照り煮 暁人参
牛肉野菜巻き マンゴー酪寄せ
帆立白織部真丈 芋茎煮 枝豆
たるへしこ 印元
日本酒は九頭龍純米
使用米:福井県産五百万石100%
精米歩合:65%
製造者:黒龍酒造(株)(福井県)

10:25 富山駅

初めての富山です!
ホテルに荷物を預けて観光に出発!
富山地方鉄道市内電車 富山大学行きに乗車

10:50 富山城址公園

見学:約50分(富山市郷土博物館見学を含む)

乗車時間約5分、丸の内で下車
富山城址公園に到着
旧城郭はかなり広大であったことがわかります
(現在の富山城址公園の約6倍だそうです)
自然石を石垣とした野面積み
富山城の石垣は加賀藩第2代藩主である前田利長が
1605年以降に整備したものが始まりと考えられているそうです
その後1661年以降に富山藩初代藩主である
前田利次が改修し現在見られる石垣となっているということです
鉄門の内枡形では方形に加工した石材を水平に積む
布積みの部分も見られます
現存する石垣は富山県内の早月川や常願寺川産の玉石などを
割って使用したりあるいはそのままの形で使用したり
しているものだそうです
城主の権力の象徴ともいわれる鏡石が目立ちますね

11:00 富山市郷土博物館(富山城)

富山市郷土博物館(富山城)
千歳御門の瓦葺き
千歳御門の鬼瓦
地層の展示があるのは珍しいなと思いました
室町時代の珠洲焼、戦国時代の茶臼
江戸時代の瓦、近代の煉瓦など
旧城郭内等から出土したものの展示がありました
1582年頃の勢力図
佐々成政は織田信長に仕え武功を上げ
信長の親衛隊とも言える黒母衣衆の筆頭
となり信長を支え続けました
(ちなみに赤母衣衆の筆頭は前田利家だったそうです)
1580年以降、越中国平定に関わり富山城下を守るため
現在の富山市内を流れる常願寺沿いに「佐々堤」と呼ばれる
堤防を築き治水事業を進めたということです
1582年3月に神保長住が失脚したことで
越中国一刻守護となり富山城を居城としたのですが
同年6月本能寺の変が起こり激動の人生に・・・
佐々成政といえば「さらさら越え」
1584年12月、窮地に陥った成政は支援を求めて
越中(富山)から徳川家康のいる遠江国浜松(静岡県浜松市)
さらに鷹狩りで来ていた織田信雄のいる吉良(愛知県西尾市)に会いに行き
(残念ながら支援は得られず)すぐにまた越中(富山)へ帰った
というエピソードが有名ですね
その際にどのルートを通ったのかという議論が盛んに行われている
ようですがロマンのある「立山ルート」よりは「飛騨ルート」が
現実的だと見られているようです
しかし厳冬期に富山‐浜松・吉良を往復するって
現代で言えば真冬にトランスアルプスジャパンレースを往復する
ようなものですものね、本当にすごい方だなぁと思いました
銀鯰尾形兜
前田利長が用いたと伝えられているそうです
いろいろなところに引っかかりそうで
かぶるのが大変そうだなと思いました
御涼所模型
御涼所は千歳御殿の北端に建っていたそうです
1階と2階の平面が45度ずれている奇抜な形で
平屋として建てられた後、立山方向の
眺望を得るべくその方向に縁側を向けた2階が増築された
のではないかと考えられているそうです
店主展望台の案内も大変親切でした
東(立山方向)
北(富山駅方向)
西(呉羽山方向)
南(富山空港方向)
杣田青貝細工鳳凰図鐔
青貝細工とは漆を塗った素地に青貝を薄く剥いだものを細く切り
これを組み合わせて模様を表す螺鈿技法だそうです
杣田青貝細工では一般的な技法に加え金や銀などの線や切金など
によって装飾することで色鮮やかな模様を作り出したということです
それにしても刀の鐔にこれほど精緻な細工を施すとは・・・
萌黄糸威胴丸
富山藩第9代藩主前田利幹が着用されたものだそうです
兜の龍に目がくぎ付けでした
富山藩第10代藩主前田利保が富山城内に
造営した千歳御殿の正門として
1849年に建てられた千歳御門
これにて見学終了
富山城址公園を後にします

徒歩にて移動:約20分

富山市の草花「あざみ」の花と葉を
デザインしたマンホールフタ
ガラスの街とやまということで
通りにもこのような展示がありました

12:00 ガラス美術館

見学:約1時間45分

外観
ガラスと木がふんだんに使われています
森のコースター
木のボールが転がることでさまざまなカラクリが動き出す
たいへん大きな装置
残念ながらメンテナンス中でした
エスカレーターで
上っていきます
6F グラス・アート・ガーデン
現代ガラス作家の巨匠デイル・チフーリ(Dale Chihuly)氏による
インスタレーション(空間芸術)作品を展示がありました
写真撮影はOKでしたがSNSへの投稿はNGとのことでした
4F コレクション展   交錯する素材
ガラスと様々な素材・制作手法を組み合わせた作品の展示がありました
こちらは写真撮影NGでした
3F 富山ガラス大賞展2024
1次審査を通過した作品50件の展示がありました
こちらは写真撮影OK、SNSへの投稿もOKとのことでした
Homunculus
エミリア・スミス
Perfect Ten
キャロル・ミルン
ガラスの毛糸を編んでいる・・・
The Tailor's Palette
シルビア・ツィーメルマン
布にしか見えない質感・・・
unkonwn unknowns
松尾 里奈
繊細の極み
個人的にはこれが一番好きでした
光の満ち引き
作田 美智子
大賞
rêverie
タンニャ・パァク
金賞
Forgotten
ダリア・トルスカイトゥ
展示室を出たところに置かれていたこちら
なんと上のForgottenの折りたたまれたバージョンということで
れっきとした作品だったのでした
ガラスに対して何となくもっているイメージが
一新されるさまざまな作品と出会うことができて
とても楽しかったです

富山地方鉄道市内電車にて移動:約35分

岩瀬浜行きの車内はこんな感じでした
東岩瀬で下車しました

14:25 岩瀬地区

見学:約20分

北前船の交易で栄え、今なおその町並みと文化を垣間見る
ことができる岩瀬地区
扉のデザインが渋いこちらは
倉庫でしょうか・・・
満寿泉を作っていらっしゃる
株式会社桝田酒造店さんの建物でした
大きな杉玉用に小さい屋根が付いているのが
かわいらしいなと思いました
次回はじっくり
ゆっくり見て回りたいなと思います
富山信用金庫
ぱっと見た感じ、呉服屋さんのようです
佐藤釣具店
生えさの自動販売機は残念ながら
現在使えないようでした
「ゆるゆり」の登場人物
古谷向日葵がデザインされた
マンホール
東岩瀬駅(休憩所)
線路沿いに咲いていたひまわり
さて、富山駅へ戻りましょう

15:15 富山地方鉄道 電鉄富山駅

明日から使用するWEBきっぷの発券と
明日乗車する特急の特急券を購入しました

15:30 チェックイン

17:00 夕食


前編 その2


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