友達がいない【改】

結婚し何度かの引っ越しを経て、30歳を過ぎ気付くとこまめに連絡を取り合ったり、まして会うような仲の人はいなくなってしまった。5年前、結婚式を挙げた際には地元の友人、高校大学の同級生などを招待し参加していただいたが、ほとんどの友人とは会ったのはそれが最後となってしまった。※勤めていた会社やパートの職場で知り合った人は退職した瞬間に連絡先を削除した。

友人のほとんどは共通の趣味があるとかそういう繋がりではなく、単に同じ学校に通ってそこで出会いなんとなく一緒にいるようになった仲というものなので、連絡をするような用事や会って話すことがないのだ。話すことといえば昔話やその場にいない人は今どうしてるのかねー?といったこと。共通の趣味の友人も作ればよかったが、こだわりの強い私はそれも難しいように思う。

無職で子育て中、その上外出自粛中なので自宅で過去のことを振り返ったり自分と向き合う時間が増えた。友達がいない件は夫にも話を聞いてもらった。

自己分析をしたのだけど、私は自己肯定感がとても低いが自己愛が強いという“ねじれ”状態を引き起こしている。自己愛の強さが、人を見下すことに繋がっている。相手に求めるものや期待しているものが多すぎる。それに相手が応えられない場合には勝手に失望しすぐに縁を切る。

本当にやばい人間だと思う。このままじゃいけない。今後は子供関係で人付き合いが増えることは必至だからとても不安だ。夫からは『今までは不登校だったこともあり出会った人数が少なかったので気の合う人になかなか出会えなかったのだろう。大半の人は友達となんとなくで付き合っているんだと思う。別に友達が0人でもおかしいことではない。性格のこともあるのでこれからの先の人生で“友達”を作るのは難しいかもしれない。ウケを狙うところがあるが通じる相手ばかりではない。“面白さ”に重きを置きすぎる。もっと相手をリスペクトし配慮してその場で楽しい会話するよう意識するとよい』というアドバイスを受けた。この歳になると性格を変えるのも難しい。

と、このようにまるで自分から友達と連絡を取らない・会わないという選択をしてきたというような表現しているが、単純に私が他者から“選ばれない”ということなのだ。相手からしてみれば、内面を晒してこなかった私はどういう人間なのか分からない、壁がある、付き合いづらい、みたいな印象を受けているのだと思う。

まあとにかくこれから出会う人達を大切にしようと思う。

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