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2022/2/13

本日はファルコンデュオ@成城学園前カフェブールマン。

都合で紅介さん欠席、デュオのライブになったので、せっかくだから変なセットを組んでみた。

今は亡き浅草アサヒビールのアートスクエアで行われていた、オルケスタナッジナッジのワークショップで、一斗缶を素手でボコボコにするパフォーマンスを行ったときの、その一斗缶を、スネアスタンドに装着。TAMAの小口径可能なスタンドだから、問題なくハマる。

ブーガラブー、スルド、スポークス、段ボール、オーシャンドラム、カリンバ、メタルカホン。

久しぶりのメタルカホン、ブールマンのステージの角で演奏すると、ちょうど良い低音感。そうか、大きなステージでPAして、モニターで返してもらっても、まあこんなもんか、なバタバタ感だったけど、こーゆー使い方のほうが、むしろこの楽器の良さが出てくるのだなあ、と10年経って気がついた。
あまりにも値付けが強気すぎて、まったく売れなかったと思う。
ちょうど10年前のバレンタインデーに、福井でPVを撮影したのだった。クソ寒い鉄工所で、うしろで溶接の火花散る場所での撮影。懐かしいからリンク貼っとくね。

https://youtu.be/TRr4CseUTmg

ファルコン絶好調、アコギ一本でここまでエフェクトしまくる人はあんまりいないと思う。

7年前の2/21は、日比谷カタンさんとデュオをやった日。ご存じのとおり、アコギ一本でいろんなサウンドを弾きまくりながらの、とてつもない弾き語り、のアーティスト。
超難曲を一生懸命解読した覚えがある。
そのときのお客さんのレポを、無断で貼っておく。

https://note.com/extra_joker/n/n8cce9c7094fb

そのときの演奏も大変なものだったが、今夜も激しかった。ほぼインプロのみ、1ステージめにマクラフリンの11拍子の曲をやったのと、アンコールでファルコンのオリジナルの美しいバラードを。

もはやノイズアーティストと呼んでも違和感がないファルコン、弦にクリップを挟んだり、その上からイーボウで持続音出したり、エフェクターだけじゃなくていろんな技を駆使して、凄まじい音色のバリエーションを現出する。
それがマーチンの鉄弦アコギから繰り出されることに、驚嘆あるのみ。

面白かったなあ。

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パーカッション奏者、岡部洋一のFacebook等で書き溜めた文などを、随時アップします! もちろん書き下ろしもあり、短編ドラマなんかもあり。

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