長寿な生き物たち

鶴は千年、亀は万年、長寿の象徴、おめでたい生き物とされています。
今回は、長寿な生き物のお話をしたいと思います。

生き物といいつつヒトの話で恐縮ですが、
歴代最長寿とされるフランスのジャンヌ・カルマンさんは、1997年に死去した時点で122歳でした。ニューズウィークに生前のインタビューが掲載されていました。ゴッホと会ったことがあり「みすぼらしい服装で、酒癖が良くない人でした」と評しています。

20歳代から喫煙していたが、117歳で禁煙したそうです。

現在の世界最高齢者は日本の田中カ子(カネ)さんで、2022年4月119歳で亡くなりました。カ子さんが生まれたのは明治36年、ライト兄弟が初飛行した年です。ジャンヌさんに続き世界で二番目の長寿記録です。

我々がツルとしてイメージするのは国の特別天然記念物でもあるタンチョウツル。平均寿命は20~30年です。

最高齢とみられているカメは、アフリカにある英領セントヘレナ島の領事館で飼育されているソウガメのジョナサンです。推定年齢は190歳以上。坂本龍馬など幕末の志士たちと同じ世代ですね。

日本の生き物で長寿な例を紹介します。ニシキゴイ。鯉もおめでたい生き物ですよね。

岐阜県で飼育されていたニシキゴイの花子は1977年に死にましたが、推定年齢226歳とされています。暴れん坊将軍、徳川吉宗と同い年です。

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