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第7回関東甲信越アルコール関連問題学会

 2024年3月3日(日)、第7回関東甲信越アルコール関連問題学会・八王子大会に参加しました。
 私は朝一番のシンポジウム1「各都県からの現状報告とトピックス」にシンポジストとして登壇するのに始まり、成増厚生病院のスタッフが教育講演やシンポジストとして登壇することもあり、さらに、プログラム終了後、理事会もあって大忙しの1日でした。 

 事務局の発表によると参加者は182名。会場の広さと参加人数のバランスが良く、賑わい感がありました。
 当学会は、日本アルコール関連問題学会の地方会としては、歴史が一番浅いのですが、発表の内容は、日本全体の学会と遜色ないものが多く、とても勉強になります。
 シンポジウム1「各都県からの現状報告とトピックス」では、アルコール健康障害対策基本法に基づく施策が、各都道府県で、どのように行われているかについてシンポジストが発表しました。私の担当は東京都です。
 6年前の第1回大会でも、同じシンポジウムがあったのですが、当時と大きく違うのは、千葉県と埼玉県は施策を行う行政の担当者がシンポジストとして登壇したことです。
 臨床家の視点では、施策の内容としては伸びしろが大きいと考えますが、それでも、法律ができ、予算がついて、行政が施策を続けるという意義は大きなものがあると感じました。
 大会を主催して下さった駒木野病院の方々、おつかれさまでした。
 次回は、2024年12月に甲府で開催予定です。