#8 自転車に乗ってどこまでも

休日の仕事が終わった。予想以上に時間がかかってしまった。
わかれば単純な問題だったけれど予定ではかからなかったはず。
上司の手も借りて何とかしたけれど休みの日が半分も過ぎてしまった。
そういう時は自転車に乗る。
自転車に乗ると何となくどこにでも行けそうな気がする。
実際は上りはつかれるし自分の体力次第だがどこにでも行けそうなそんな気持ち。
小さいときに初めて乗った時もきっと同じことを思っただろう。
自分の力だけで進もうと思えばどこまでも進めることができる自転車。
数年は遠ざかっていたけれどしばらくは相棒になりそう。
またのんびりと休日に自転車とどこかに遠出に行ければな。
何となく遅れた休日を取り戻そうとするのに自転車を乗っているだけな気もするけれど多分、ちがうはず。

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