かなた

【プロフィール】趣味は読書と観劇とライブ参戦、仕事は小さな広告代理店のプランナー。日々…

かなた

【プロフィール】趣味は読書と観劇とライブ参戦、仕事は小さな広告代理店のプランナー。日々のいいことも悪いことも、思うところをゆるく綴ります。※意識高いnoteじゃないよ、という予防線

最近の記事

#8 何でもかんでもしゃらくせえって思うのやめたい

イソップ物語の「すっぱい葡萄」ってお話、小さい頃に絵本で読んだ思い出がある。 この話はよくいろんな状況に例えられるから、例に漏れず私もここに引っ張り出す、というのがちょっと嫌ではあるんだけど… でも他に例えようもないから少し私の「すっぱい葡萄」の話をしようかな。 (ぶどうの話をするのにトプ画はなぜかレモン) どうやら、私は自分ができないこと、足りないこと、それらを否定することで安心したいと思う節がどうしてもあるみたい。 最近、仕事でもプライベートでも、ついついこういう自

    • #7 広告なんか嫌いだー!

      広告業界で働き始めて4年。 新卒で広告業界で働き出したけど、定期的にやってくるこの気持ちの収め方が分からない。 一度畳んでしまっておくことはできても、結局は出てきてしまう。箪笥に入れた洋服が他の洋服を探しているうちにびろ〜んと一緒に出てきてしまうみたいに。 消費者に気に入ってもらうための言葉、企画、その全てが嫌だ。 好かれないといけない、ファンになってもらわないと、購入してもらわないと… そういうのを考えるのがもう疲れた。 そういえば、宣伝会議賞の課題のひとつに、「広

      • #6 自称コピーライターなんて寒くない?

        これは私が単に拗らせてるだけなのかもしれないけど、会社で感じた違和感をここで話したい。 私は小さい広告代理店のなんちゃってプランナー。仕事をする上で、誇りを持つということが全くできない病にかかっている。 一方で今日お話しする先輩は、なんというか熱い人だった。 仕事熱心なのはもちろんけど、広告とはなんぞやみたいな論を聞かれてもないのにペラペラしゃべるような人だった。 初めて挨拶をした時点でこんな感じだったから、なんかもうその謎の熱量に中てられてしまった。 広告とは?とい

        • #5 全部の人間は不必要なんだ

          村上龍のコインロッカーベイビーズを読んだのは確か18歳の時。 随分と前に読んだのに、私はこの言葉がずっと心に刺さってる。 コインロッカーベイビーズはどんな作品なのか、めっちゃざっくりいうと、 コインロッカーに捨てられたという過去をもった青年のキクとハシが、同じ生い立ちを持ちながらもかけ離れていく運命を生きる、めちゃくちゃに毒々しい小説。 そこでハシが結婚相手のニヴァに言った言葉がこれ。 本文はこう。 「僕は自分が誰からも必要とされていないのを知っている。僕はずっと必要

        #8 何でもかんでもしゃらくせえって思うのやめたい

          #4 コンペという茶番劇

          ここで、私の仕事の話をひとつ。 正直私の仕事なんぞどうでもいいとは思うけど、きっとnoteには似たような業界にいる人も多いだろうしまあいいかな。 私の仕事は広告代理店のプランナー。 …ということになってはいるが、なんせ小さな代理店なので実際は社内のなんでも屋さんみたいな感じ。 小さい代理店なのでCMや新聞や交通広告などのマス系はさして多くはない。とはいえ、大手と一緒にコンペに呼ばれることも間々あるといった具合。 そう、コンペ。 クライアントがどの代理店をパートナーに選

          #4 コンペという茶番劇

          #3 早く輪廻の最終形態に行き着きたい

          私よりすごい人なんてたくさんいる。 …ということに気がついたのはいつからだったっけ。人間、成長過程でこれに気づかない人は一部の天才を除きいないよね。 かくして、気づいた瞬間から誰かと何かを比べては凹んだり心の中でほくそ笑んだりする、醜い自分が爆誕したわけである。 通り一遍、月並みな悩みではあるがゆえに、 この悩みに対するアンサーもn番煎じ。 「ナンバーワンよりオンリーワン」 「自分のことを大好きになれば大丈夫」 「認めてくれる人が1人でもいればいい」 とまあ、そんな

          #3 早く輪廻の最終形態に行き着きたい

          #2 私は現実が嫌いなんだな

          小さい頃、夏休みそのものよりも夏休みが始まるまでが楽しみだった。 今もそれは変わらなくて、 旅行そのものよりも旅行するまでに旅の道中を想像するのが好きだったりする。 アイドルそのものよりもアイドルと付き合うような妄想するのが好きだったり… 要は、どんな夢でも叶ってしまったらそれは所詮現実なんだと思ってしまう節があるみたいで。 (アイドルと付き合う可能性があるということで考えていたい、一応ね) だって現実になってしまえば、そこに待ち受けてるのは日々の生活なわけで。

          #2 私は現実が嫌いなんだな

          #1 お金が無限にあったら何する?って問いは性格出る

          もしお金が無限にあったら。 大抵の人が1度は妄想するけれど、 意外とこの質問って性格出るなと最近思う。 ある友達は 大きな家を買って、車を買って、仕事を辞めて、一生のんびり楽しく暮らすのだそう。 またある友達は 家なんか持たない、一生バックパッカーとして世界中を旅してまわるんだと言っていた。 またある友達は 自分が中央銀行ってことだから、自分の意のままに株を動かして世界経済を支配するとも。 これを人に聞くと、その人が本当にやってみたいことや実現したいことの片鱗がわか

          #1 お金が無限にあったら何する?って問いは性格出る

          #0 最初って何書けばいいか分からないよね

          日記を書くにしても、読書感想文を書くにしても、最初の言葉が見つからなくて困ってたタイプの人間です。 最初の言葉を見つけるとあとはつらつらと書けるのに、なぜか最初だけが見つからない。 この一文で読んだ人はどんな風に感じるのか、 「うわキモ」とか思うんだろうか… なんて思うと、始めるのは明日でいいやと思ってしまい、それを100回ぐらい繰り返してしまう。 でもどうせ誰も読まないだろうし、 日々思ったことをちょこっと思い出せるぐらいに書くにはちょうどいいかな。 のんびりと生活

          #0 最初って何書けばいいか分からないよね