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SATA端子を折ってしまったので

前回、SSDの電源端子を折ってしまったので、データの救出方法を考えます(^_^;)

SSD側と電源側、お互いプラスチックを土台として金属部分が触れ合って通電する仕組みの様です。幸い、金属部分は曲がってはいるものの、全て綺麗に残っているので、これを電源の金属部分と繋げれば、一時的にでも起動出来そうです。起動さえ出来れば、データを別のSSDに移せます。

まず、考えたのは折れたプラスチック部分の再建。電源コード側に根こそぎ持ってかれているのでこれを抜き出して接着出来れば直せるのですが、針とピンセットを使用しても抜き出すのは無理でした。

と言う訳で、金属部分をハンダで接着してみることに。幸い、楽器のケーブル作りでハンダは扱うので時間をかければ行けるかもしれません。取り敢えず分解してみます。

ケースを開けます。ビックリするほどネジが固いです。

電源ケーブルを端子からニッパーで切り離して、被膜を剥きます。中の金属線を露出させて、それをハンダする作戦です。……が、ここでトラブル発生。電源は15ピンですが、ケーブルは5本。ケーブル内の分岐も無し。どういうこと?

調べてみると、様々な規格にあわせられるように作られた端子なので、用途によっては数本しか使われてないみたいですね。SSDは4本繋げばいけるみたいです。曲がってしまってるSSD端子の金属部分を伸ばしてチャレンジしてみることにします。

金属部分を伸ばしててかなり頑丈なことに気付きました。
折れたコネクタの隙間に差し込めるんじゃ……折れるの覚悟で強く押し込んだら、なんと、刺さりました!?

……いや、安心するのは早い。
起動するか確認。

あっさり起動に成功!ここまでのドタバタは……何だったのでしょうか……
すぐさまデータを救出しました。

と言うわけでホットボンドで接着して使用を継続します。
当然廃棄も考えたのですが、しっかり固定できるならむしろ以前よりトラブルフリーなのでは?と。骨折した箇所がより頑丈になったみたいな……?

ハンダ計画で犠牲になった端子もホットボンドで絶縁して使います。

無事?に修復作業が終わり、残りのBlu-rayドライブとHDDを載せました。端子が折れたことに気づいたときは青ざめましたが、何とかPCが完成しました。

このnoteのサポート機能でいただいたお金を、PCの代金の一部として使わせていただきました。本当にありがとうございました。
こうして身近に物として存在すると、作業していても頑張れることに気づきました。今までの制作作業は孤独だったのですが、皆さんの力をお借りして制作出来るのはとても心強いです。ありがとうございます。
PCはYOUTUBEなどの動画制作はもちろん、楽曲制作にも使う大切な相棒。これから一緒に、長く、頑張って行きたいと思います。

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