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それなりに映画好きな僕が選ぶ映画ベスト20(ぐらい)!in2020 ①

先日twitterにて「どんでん返しの映画ならこれ!」みたいな特集が流れてきたので、思わずリツイートしてしまったのだけれど、そういえば僕、映画大好きだったなということで、自分が大好きな映画100選というのを動画に撮りたいなと思いついた。

ので、まずは内容をまとめてみようということで、この記事を書くことにした。

先に断っておくと、結果的にベスト20(ぐらい)ということになった。
これはシンプルに、自分が特にジャンルをこだわらず、誰にでもオススメしたいなと思った映画の数である。

今まで観てきた映画を数えると1000を超えているので、100選なんてやろうと思えば楽勝なのだが、そんなに好きでもないやつを100個オススメしたところで誰も嬉しくないと思うので、僕が「その映画のことになるとついつい熱くなって語ってしまうであろう映画」を厳選した。

なので合計数に意味はない。ただ現状で思い出せるだけのオススメ映画の数だということだ。

さらに一応説明しておきたいのだが、僕はいわゆる古典的な、「名作」と言われるような、昔の作品をあまり観ていない。

もちろんショーシャンクとか、タイタニックとか、グッドウィルハンティングとか、フォレストガンプとか、ゴッドファーザーとか、グラン・トリノとか、フルメタルジャケットとか。

そういうちょっと古めの有名なやつ(よくブログで「映画のオススメ100選!」に必ず入っているような作品)は一通り観ているつもりではあるが、こういうのが僕のランキングに入っていないのはなぜなのか、疑問に思われる人もいると思う。

これは僕のランキングでは「作品選考の時代を新しいものに限定している」という訳では一切なく、シンプルに他人にオススメするほどじゃないかな、と思うからだ。

こう言うと、純粋な映画ファンから大ブーイング、お前は映画というものをわかっていない、キュービックを見てから記事を書け!とか言われそうなのであるが、先に言っておくが僕は別に映画マニアでも、映画オタクでもない。

監督の名前なんて2~3人しか知らないし、どこの会社が作ってるかなんて意識したこともないし、映画制作の背景なんて調べたことがない。
僕はシンプルにミーハーな映画好きである。

ジャンルも基本、アクション、コメディ、サスペンス(ミステリー・スリラー)しか観ない。

なのでラブストーリーのオススメが知りたい人は、この記事を読んでも無意味である。
ホラーも一切観ない。だって怖いんだもの。

なのでこの記事は「心理学とかを勉強するのが大好きな、ただのシロートが映画を語っただけの記事」である。
のでそのつもりで、気楽に読んでいただけると助かります。

長い前置きになってしまったが、最後にもう一つ。
基本的に僕は、映画の評価を「観た後にどれだけ自分の人生に影響を与えてくれたか」or「シンプルに観ている時に楽しいか(娯楽として最高か)」のみで判断している。

点数の理由はそれぞれの映画できちんと語るつもりである。
それが評価基準なので「この作品は点数が高い=映画として面白い」という訳ではない。

シンプルに僕が人にオススメしたい作品のランキングである。
それを踏まえた上で、楽しんでいただけたら幸いである。

さあ、始めよう。

(追記:物語のストーリーや監督、出演者は説明したい時以外は特にしていない、ググればわかる情報はカットしています)


第1位「マインド・ゲーム」(アニメーション映画)(点数:測定不能)
https://youtu.be/5kp0bjqvE8Q

映画を語る上で、この作品は外せない。
僕の中で、ぶっちぎりの1位な訳であるが、初っ端でこんなことを言うのは忍びないのだが、この作品は一位のくせに例外である。

完全に例外。

なぜ例外なのかは、興味ある人は調べてみてほしい。
きちんと調べれば、おそらく意味がわかると思う。

内容を簡単にまとめると「マインドゲーム」というタイトル通り「人生メンタル次第だよね。人の一生って、マインドゲームだよね」という話だ。

主人公が「あるきっかけ」を元に、それまでの「もやしメンタル」から「最強メンタル」にメンタルを置き換えたら、人生一気に変わり始める、という話なのだが、そこはアニメーション映画らしく、現実感のない映像や描写、過去の回想やさまざまな登場人物の現実とパラレルワールドが入り乱れて、はっきり言って混乱する。

わけわかんなくなる。

メッセージは伝わるんだけど、内容はスッキリ入ってこない。
めちゃくちゃ混乱する。

そして最後に衝撃だけが残る。
脳を思いっきり揺さぶられて、観終わった後、30分ぐらいは放心状態になる。

パニック状態からの放心である。
最高にサイケな映画である。

今までの価値観や既成概念、世界の枠組みがぶっ壊れる音がする。

しかしこれはかなり人を選ぶ映画だ。
いろんな意味で、人を選ぶ、映画だ。

なので、これは初っ端1位のくせして、万人向けのオススメではない。
「ちょっと暇だし、なんか映画でも観よっかな〜」というテンションの人には全くオススメできない。

何度も言うようだが、この映画は人を選ぶ。
それでもどうしても観たくなったら、ぜひ観てほしい。絶対に観てほしい。

僕の人生をめちゃくちゃ変えた映画である。

たぶん、この映画はネットでの配信をしていない。
なので、リアル店舗で借りるか、買うかしかないはずだ。


さて、この映画のメッセージは終始一貫していて、それ自体はすごくわかりやすい。

「お前の人生は、お前のマインド(心、考え方、気持ち)次第だ。」というものだ。

映画内では英語で「YOUR LIFE IS THE RESULT OF YOUR OWN DECISION」と流れてくる。

これ、実は僕が友達とやっている「FDY.Inc」というデザインブランドの、デザインとしても出しているものだ。
このメッセージがあまりに好きすぎてデザインにしてしまった。

直訳すると「お前の人生は、お前が今まで下してきた(そしてこれから下す)決断の結果だ。」というもの。

そこにあるメッセージとは「人は変われる」ということだと、僕は思っている。

「環境・境遇・才能・運・時代・国・運命、、」

人生は圧倒的に不平等で、全員がすべてにおいて平等なんて、ありえない。

でも。いや、だからこそ。人生っていうのは自分で掴み取るもので、もし人生を良くしたい、変えたいと願うのであれば、自分の日々の決断を変えていくしかない。

人生においてメンタルはとても大事だが、メンタルはいつでも変えられる、そう、今すぐにでも。

変わりたいと思った時がスタートで、メンタルを強く保てれば、人生はあっという間に変わっていく。。。。

そんなメッセージが込められている映画だ。

最高である。最高が過ぎる。

ちなみに出演者には、声優として吉本の芸人さんが多数参加しており、キャラのイメージもその声優さんのものになっているので、そちらも観ていて面白い、というかそのせいでまた変な感じに引き込まれる。
もしも興味があるならば、ぜひ色々調べてみてほしい。

さらにちなむと監督は湯浅政明。クレヨンしんちゃんとかの映画の監督もした経歴がある人で、最近でいうと「四畳半神話大系(アニメ)」「夜は短し歩けよ乙女」「ピンポン THE ANIMATION」「夜明け告げるルーの唄」、さらに最近Netflixで話題になってた「DEVILMAN crybaby」の監督でもある。
もし湯浅監督にハマったら、上記の作品もぜひ試してほしい。

特に「夜は短し歩けよ乙女」は最高である。
僕が映画館で初めて声を出して笑った日本映画である(そして最後の映画でもある)

はっきり言って、この映画もわけわかんねえんだけど、シンプルにおもろいし、そもそも原作の森見登美彦さんの小説自体が、内容ももちろんなんだけど、なんていうか、読んでいるときの「音の羅列」を楽しむタイプの小説家さんなので、非常にマッチしていて、面白い。

映画の紹介で映画を出してしまって、非常に恐縮ではあるのだが、書いてしまったものは仕方がない。

ということで、まとめると「マインドゲーム」最高なので、ぜひ興味ある人は調べてみてほしいなあと思います。

さて、続いて第2位!に行こうと思っていたのだが、案の定熱く語りすぎたので、記事が長くなってしまった。

ので、2位以降はまた明日書いていきたいと思う(そんなことある?)

シンプルに腕が疲れたのである。

現場からは以上です。

@yohjihonda fdy.incというアパレルブランドの代表をしています。@fdy_inc SenveroOnDemandという飲み会を企画しています。