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パンドラの箱に残ったのがあなたで良かった


スラッと滑らかな肌が、麗しい瞳が、微笑む笑窪が、包み込む優しさが、好きなんだ




貴方を好きになったあたりの記憶が、あまりはっきりしていない

ただ1つ覚えているのは、苦しさに苛まれていた私はそれから逃れるように貴方に飲み込まれていった

その名の通り"希望の光"に吸い込まれたんだ

パンドラの箱を開けた事で私は生き延びたんだと思う

貴方が不幸を全部追い払ってくれたんだよねって、最後に残ったのがあなたで良かったって思うの




貴方は「btsを抜けたらなんで自己紹介すればいいかわからない」って言った

周りに比べて華奢なあなたはそれを言った時、小さく見えた

それを聞いた時胸がいたんで、「btsでなくなっても好きだよ」「貴方そのものが好きだよ」って叫びたかった

でも、私はbtsじゃないあなたを見たことがない

私が見ている貴方の中には本当の貴方はどれくらいいるんだろう

私は貴方のことなんにも知らない
貴方は私の事すら知らない

でも結局、私の「好き」にはそれは関係なくて

貴方に会えなくても、私の事を知らなくても、私の中であなたはずっと希望で、私の幸せなんだ



最近は「あなたが生きてる」ってだけで生きるのが楽になった

貴方を好きになったおかげでなんだかんだ1年間死ななかった

太陽みたいだね

貴方に沢山貰ってる





生まれてきてくれてありがとう

ずっと、ずっと幸せでいてください

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