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推しのはにかみで昇華される感情は確かにあるんだ

今日、イリチルのペンミだったのだけれど、そこに私の最愛の推しは居なくて、楽しかったけど、寂しかった気持ちを残しておきたくて書きます。




ここ最近は推し事以外にも大学とか、リアルの生活が充実していて、相変わらず病気と戦いながら一進一退の日々を送っていた。

だから、「推しだけを楽しみに頑張ってきた」とは言いきれないものの、推しが陽性になり来れなくなったという知らせを聞いた2日前、ぽっかり心に穴が空いてしまい、私の中に確かに推しが閉めている心の安らぎスペースはあるんだと確信した。

いつもは上手いこと考えを転換させたり、友人に気持ちを聞いてもらいなんとか情緒を戻していたのだが今回は誰も悪くないし、でも私の気持ちも間違いじゃないという二律背反に戸惑って、色々なものを受け入れきれないまま当日を迎えてしまった。



一生懸命作って、今度こそ見てもらえるかな、とか思ってた団扇とか、推しのパートを脳内に長く残しておけるようにイメトレするとか、目が合ったらどうしよう、とか。 

色んな期待が一気になくなってしまって、勿論他のメンバーの絡みとか、歌とかダンスとか、楽しみなものはあるけど、推しが確かに存在しているということを確認するというタスクにチェックを付けられない事実が悲しかった。





推しがいない現場は生まれて初めてで、こういう時どうやって楽しむんだろうとどぎまぎしながら向かった会場、友達と会ってチケットを発券したらアリーナでは無いもののとても良い席だった。

(余談だけれど、欲がない時程運は回ってくるのだなあとか思った。欲なく敬虔な気持ちで生きるのが大切だなあと再認識した。)


神様も同情してくれているのか?と思いながらも始まったライブは想像以上に楽しくて、メンバーたちの整ったありえないほど綺麗な造形のお顔を近くで眺められて心のシャッターを切りまくったり、パフォーマンスの時とは打って変わって無邪気にはしゃぎ回る姿が可愛くて癒されたり、大好きなsummer127を歌ってくれて本当に、とても幸せだった。

メンバー達も3人の欠員を感じさせないような配慮がとても行き届いていて、この人たちすごいな、最強のアイドルだ…としみじみ思った。実際、ペンミに行く前よりも楽しくて幸せで穏やかな気持ちになって、素敵な姿を見せてくれて、どこまでも美しいメンバー達に本当に元気づけられた。本当にありがとう。

だから一応前提として、今回のペンミにはとっても満足した。この状況でもファンたちを元気づけてくれたメンバーたちやスタッフさんには感謝しかない。その上でこの後に続く、どうしようもないポロポロと零れる私の気持ちも聞いて欲しい。




ペンミの、ふとした時、例えば歌を歌っている時に流れる推しのパートとか、この時推しだったらどうしているかな、みたいな思考が頭をよぎる時。推しが学ランを着ているのを生で見てたら倒れてるんじゃないかとか、サプライズです!って言って登場しないかなとか、満たされている気持ちの裏で溢れる想いはあって。

グループの中での推しの存在の大きさを感じたり、私の中で推しはこんな莫大な面積をとっていたのだとも再認識した。幸せな気持ちでいっぱいだけれど、胸がチクチクして、どちらの気持ちも偽りがないのに共存してて、とても不思議だった。

こんなにいい席がまたペンミで当たるかなんて分からないし、もしこの場にいたら近くで推しの顔を拝めていたんだって、どうしようもないのに悔しくなってみたり、推しのいない穴というか、虚無感を確かに感じた。
それと同時に、推しの存在に救われている自分を再認識した。



ライブで見たり、画面の向こうで見る推しのはにかみで昇華される感情が確かにあるんだ。

不安な事とか、嫌だったこととか、グルグルとした黒い塊がスルスル解けていくような気持ち。
多分何回も助けられていて、でも今になってやっと気づいた。



推しに会いたくなったのは勿論、推しの存在の大切さというか、ありきたりなことばで申し訳ないけど、生きていてくれてありがとうと思った。

今日感じた会いたいと愛しているは確かに本物なので、SMTまでしっかり持っていこうと思う。今度こそ同じ空気を吸って、推しの笑顔をみるんだ。




アイドルとファンという何よりも近くて遠くて均一なこの距離で触れる貴方が好きで、そこに居続けてくれる貴方に感謝を述べたい。大好きで愛おしくてどうしようもなくて、この気持ちをぶつけ続けても拒否しないでいてくれる事に救われている。




どうか健康で、幸せで、ヨンホさんの感じる日々が美しくありますように。





あとよければSMTで学ラン見せてください( ◜ω◝ )




ヨンホさん、そしてウリチル、大好きだよ、ほんとうに、ほんとうにありがとう。

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