伝える、はプレゼント。006
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「伝える、はプレゼント。」の本論の前に、全体像をおさらいしましょう。
1.目的(何のために渡すか)
2.対象(誰に渡すか)
3.中身(何を渡すか)
4.包装紙(どんな見た目で渡すか)
5.渡し方(どのように渡すか)
私はこれまで「伝える」について研修などを行ってきました。
その過程で、単純に「情報を伝えるって、プレゼントを送るのと一緒だな」と気付きました。
プレゼンテーションとはまさにプレゼントのことですし、このような解釈をしている人は多くいることでしょう。ですからこれが特別な私オリジナルでスペシャルな理論、ということではありません。
とはいえ、日々プレゼンや会議での発表などをしている人はともかく、世の中の8割のビジネスパーソンは、「伝える」ことを意識することはほとんどありません。すでに広報などプレゼンテーションや伝えることの最前線にいる人はともかく、世の中の8割の人にとってはこの「伝える=プレゼント」理論はとてもわかりやすいのではないか、と考えました。
シンプルに、あなたが意中の異性に何かプレゼントをする場面を考えてみましょう。
あなたはどんなことを考えるでしょうか。
何をプレゼントしたら喜ぶかな。
はもちろんのこと、
渡してこんな風に喜んで(思って)もらいたいな。
いつ・どのタイミングで渡そうか。
そのまま渡そうか、それともきれいな箱に入れようか。他にも何か添えようかな。
サプライズ的に渡そうか、それとも正攻法で渡そうか。
こんなことをあれこれ想像し、どうやったら相手が喜ぶかな、と考えるはずです。
それでは反対に失敗するプレゼントとは何でしょう。
次回に続きます。
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