見出し画像

人は感謝されると誰かに優しくしたい生き物なんです。電車に乗るときも、、、

訪問介護の帰り、電車で移動していると車いすの少年とお母さん?が乗車してきた。
平日の夕方、車内は座れないほどに混み気味。僕はすかさず奥の方へ寄った。するとまさかの僕の方へ来た。お母さんらしき人が「奥へ行きますどいてくださーい!」と大声で言う。僕は避けた。周りの人たちも。

けれどその人たちから「ありがとう」という言葉がなかった。乗車した後もそこそこ大声でそのお母さんらしき人が少年に話しかけていたから、周りも「何この人たち!?」といった感じでジロジロ見ている。車内のアナウンスでは「新型コロナウイルスの影響で車内では会話を控えてください」と言っているのに。

僕は移動の介助のときはトラブルにならないよう周りに気を配る。避けてくれた人や、駅係員(サービス介助士)の方にも電車の乗り降りの際は必ず「ありがとうございます」と一声かけます。

しかし、その親子からは感謝の言葉は発せられなかった。周りの人たちも少し不快気味。
これが悪循環を発生させる原因だと思っています。少なくともこの車両にいた人たちは車いすユーザーを良くは思わないでしょう。混んでる車両に乗り込んで自分たちの要求だけを叫び、その声に対応した僕らに「ありがとう」「すいません」の言葉がなかった。僕は周りの冷たい視線を降車するまで痛いほど感じていた。介護士としても辛かったけど、心のバリアフリーをテーマに映画を作ってきたのに、10年前と何も変わっていないこの現実が悲しかった。

電車だけでなく、バスなど一人で利用される車いすユーザーもたくさんおられます。何かトラブルや困ったことがあれば周りの人は助けたいはず。しかし今日のような車いすを使っているから周りが退くのが当たり前精神丸出しで電車に乗られると障がいのある人や、難病でヘルプマークを付けている人たちにとってますます風当たりが強まると懸念しています。

コロナが落ち着いても【電車は怖い】というイメージが残り、当事者が引きこもる可能性もあります。ただでさえ密なので今も家で自粛を続ける障がい当事者たちがいることを知ってほしい。通院でしか外出していないんです!(この7ヶ月で外出は3回)

僕らは利用者の自立支援をサポートしているので、当事者同士の傲慢な態度で移動範囲が狭まるのは本末転倒であり本当に気をつけてほしい。
なんなら、次に乗ってくるかもしれない同じ車いすユーザーのことも考え、笑顔で退いてくれてありがとうのアピールをしたらと思うくらいひどかった。車いす=邪魔という構図が健常者のなかでまた構築されてしまった。

心のバリアフリーとか、共生とか、社会モデルなどと言われているけど久々に車内で愕然としたので情報としてnoteに記事を残しておきます。

さて、明日も訪問介護で利用者と電車で移動します。これでもかッというぐらい、マスクの下から笑顔を見せてやるのだ〜😄 Ha ha ha!!

この記事を初めて喫茶店で書いています。今まではずっと家のPCで更新してきました。令和から始めたnote、フォロワーがまだ少ないけどやっと30人を超えサポートもいただきました。ありがとうございます。介助の後、美味しいコーヒーを飲みながら書けるなんて幸せです。皆さまに感謝します。

気分だけは一流作家 笑(思うのは自由)
これからも応援よろしくお願いします👍


▶️【日々実践】心のバリアフリーとは想像する力



スタジオウーニッシュ代表
映画監督 / 介護福祉士 / 作家目指し中 / YouTuberも目指し中:堀河洋平



✅YouTube:スタジオウーニッシュの【ウーチューブ】あなたのチャンネル登録をお待ちしています!



🍀 最新情報はこちら → Twitter

🍀 映画おたくレビュー → Instagram

🍀 新しい動画 → ウーチューブ

🍀 過去の動画 → 堀河YouTube

🍀 いいね大歓迎 → Facebook

🍀 総合窓口 → HP


みなさまからのご支援は、映画や映像制作の資金として大切に使わせていただきます。小説執筆の取材費にもなります。あと、Babyのオムツ代にも^^ ありがとうございます♪