見出し画像

202404_内省浪漫

今回は先月の振り返りを中心にしていきたいと思います。

Issue Analysis

FREE AGENDAのIssue Analysisについて4月の最初の週は聞いておりました。

正直まだ全然できていなくて、ファネル的な視点がよくわからないままひと月を過ごしていたのですが、なんとなくやっと最初の入りの部分がわかってきました。
勝手に思考回路的に、ファネルの1番上から、全てをツリー状にぶら下げようと考えていたので逆に混乱してしまっていて、ピボットテーブルのように考えればいいのかと、当たり前のことかもなのですが、少し個人的には整理できた気がします。
まずは、自分の事業単位で少し整理してみて、抽象度できるのか個別化なのか、などに分解して優先度を設定できる様にしてみようかと思います。
そして、みんなに共有したり意見をもらってブラッシュアップしていけるといいのかなと思っています。

価値主義経営とWhole Product Concept

キーエンス流の価値主義経営についても学んでおりました。
特長ばかり主張するのではなく、利点を顧客主語でお伝えすることが大事であること、また、自分達が知っている顕在ニーズで顧客の知らない潜在ニーズである盲点領域、またその逆の秘密領域の大切さが印象に残っています。
サービスの特長ばかりでなく、それを使うことでどういういいことが起きるのかをイメージしてもらえる説明であったり、秘密領域を聞き出すコミュニケーションも大事ですが、提供するサービスの分野について自分も深く理解しておくことで、盲点領域が提供できる様にもなるのかと思います。
また、あわせてWhole Product Conceptについても学んでおりました。
プロダクトと顧客の期待する価値にはギャップがあり、それらはコア、当たり前や期待、拡張、潜在的のレイヤーがあると。プロダクトの特長だけでなく、利点をどうデザインし、それを顕在化させるためにどの様にそキュしていくかが大事になるのかなと思います。販売などの対面時点だけでなく、UIに問題がないか、あらゆる角度からイシューを特定し、どこのペインが一番高いかを検証しながら、プロダクトやサービスの設計・改善が求められるのかなと思います。

非連続性

矢本さんのブログから、特に「「フルスクラッチ」ではなく、「with パートナー」の事業へ」の部分が一番印象に残っています。

市場を見据えていたときに、そこのエンドユーザーにアプローチするプロダクトを作っていた結果、市場のボトルネックがもっと手前にあることに気づき、「with パートナー」の方針転換をしたという理解です。
走りながらこれを考えたり、気付いたりするのは本当にすごいことだと思います。僕もある市場に注力していたら、隣の市場もカバー範囲であったことに気づくことがありました。
また、デクセリアルズについても学んでいましたが、下請けの様になっている場合、顧客はサプライチェーン上の一つ上ではなく、違う階層の顧客にアプローチしていくことで差別化を図っていく、というのも似た様な文脈かなと思います。
他にも、サプライチェーンを見る際に自分のポジショニングやバリューチェーン上の強みがどこにあるかなどで、垂直展開なのか、水平展開なのかの成長の方向性も変わってくる可能性があることについても学んでおりました。
エンドユーザーまできちんと市場をまず広くみた後に、自身ののポジションがどこで、他にもポジションを広げることができるのかどうかを考える必要があるのかと思います。

不確実性と前提条件

ゼロトピでのPMFの話から、プロダクトには、3つの不確実性があり、課題の不確実性(バーニングニーズかどうか)、実装の不確実性(作れるのかどうかや流通の不確実性)、事業化の不確実性(稼げるかどうか)があるというのが印象に残っています。
これらは、課題についてはイシューアナリシス、実装についてはテクノロジー、事業化については市場の把握などが特に必要なのかなという印象です。
不確実性がありながらも、起業などで作るべきだと確信を持って進みたい場合、周りを巻き込むためには、前提条件を揃えていく必要があるのかもしれません。前提条件については、情報の前提を揃えるだけでなく、感情の前提を揃えることについての学びがありました。
前提を揃えるためにも、不確実がある部分は言語化して、いざ壁が立ちはだかってもブレない体制を作っていくことも大事なのかもしれません。

ヘッダー画像:generated by DALL-E

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?