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202407-3_内省浪漫

今年から始めることにした週ごと、月ごとの個人的に学べたことや気づけたことの振り返りを今週もしていこうと思います。

Attention & Trust Economy

オフトピックで、Attention & Trust Economyについての話を聞き、以下のnoteも読ませていただきました。

僕は、健康情報とアテンションエコノミーは相性が悪いと思っていたのですが、今回のAttention & Trust Economyは恥ずかしながらまだ知らなく、この様な流れが出ていることは納得します。
このnoteの中ではアテンションと信頼を最も得られているのはクリエイターとあり、クリエイターエコノミーとの関連が示唆されておりました。確かにその傾向はあると同時に、意識的に自身のAttention & Trust Economyのクリエイターのバランスを管理しておかないと、往々にしてエコーチャンバーが増幅される仕組みともなりかねないかなとも思いました。
商品を購入する際と健康情報という観点では、少し分けて整理しないといけない部分もありそうかなとつづけて考えていけたらと思います。

コンテンツクリエイター

中島聡さんのメルマガを読んでいて、ミュージシャンは、コンテンツクリエイターであったほうがいいという内容があり面白いなと思いましたので自分でも以下のサイトを見て少し考えてみました。

以下の部分が、個人的には印象的でした。

従来のマーケティングは製品やサービスを直接売り込むことを目的としていますが、コンテンツマーケティングは間接的に顧客を引き込んでから、目的の製品を買ってもらえるよう機能します。

ミュージシャンに言い換えれば、多くの音楽ファンに音楽、コンサートチケット、商品などを買ってくれるように頼むのではなく、彼らに価値のあるコンテンツを提供することによって彼らの注意と音楽的な信頼を得ることが目的です。

TRIVISION STUDIO.ミュージシャンがコンテンツクリエイターであるべき理由(2024年7月20日参照)

上述のAttention & Trust Economyにもつながるかと思います。またこういう場合は、前提条件を揃える必要があるのかなと思いました。健康情報の場合ですと、ワクチンを打つ打たないにしろ、自分はこういう方向性(ワクチンは打つ派ですなど)を支持しているんだというのを理解してもらった上で、コンテンツに触れてもらいヘルスケアについて利用してもらう。もう1段階入れられるとフィルターバブルなども回避できる仕組みにできるといいかなと思いますが、いきなり健康情報を突きつけられるよりはコンテンツの中に組み込める様になるともう少し利用しやすくなるのかなと思いました。

薬剤効果のベキ分布仮説

青島周一さんのメルマガで以下の記事を読ませていただきました。

内容は僕には難しくミスリードの部分もあるかもしれませんが、自分も対人業務の中で正規分布では語りにくい部分が多く、今まで感じてきたわだかまりをきれいに言語化してくれていると感じとても納得感が増した気がします。
個人的には、内的妥当性と外的妥当性の文脈にも通じる部分があるのかなと思いました。内的妥当性を高めようとすると、セグメントは狭まりがちであり、リアルワールドに適用した際にはずれが生じる。また、内的妥当性が担保されたセグメントの中でも、平均化された薬剤効果にはズレがあり、それをリアルワールドエビデンス(RWE)から、最も効果サイズの高いセグメントを特定していく必要性があり、RWEが間に合わない場合は、EBMの4つの話の一つである臨床経験から補完していく必要性があるのかなと感じました。まさに、具体と抽象を行き来しながら考えていく必要があるのかなと。

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