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競馬の自分の予想理論<データ理論>について語る

こんにちは、ようへいです。

今日は自分の予想理論についてのお話。

競馬はギャンブルには変わりありませんが、ポリシーを持って予想すれば、的中確率を上げることはできます。

予想と言っても観点は様々。
競馬予想は

  • 血統理論

  • タイム理論

  • 調教理論

  • ペース理論

  • データ理論

など、色んな予想理論があります。

そんな中でも、自分の予想理論はデータ理論。
エンジニアとしての威信をかけた選択です。
(と言っても、外れることも多々あるので、威信も何も、という感じですが)

今日は自分の予想理論であるデータ理論と、自分が行っている予想データを提供するメンバーシップの簡単なご紹介をしたいと思います。


データ理論とは

過去のデータに重点を置いた予想法で、競走馬や騎手の過去の成績や、競馬場の特徴など、過去のデータからヒントを見出して次のレースの予想をする、というものです。

簡単に言うと
「データから見つけた傾向を次のレースに当てはめて予想する」
ということかと考えています。

レースが傾向通りの展開になればそれなりに結果を出すことはできますが、お馬さんも生き物なので、100%はあり得ません。
また、展開1つで結果がガラっと変わることもあり、傾向分析では捉えられなかった結果になることもしばしばあります。

自分の予想スタイル

職業柄、大量のデータを読んで分析することには長けているので、そのスキルを活かした「データ理論」が自分の予想スタイルです。

出走予定の競走馬の過去の成績を全部確認したり、成績を集計して比較したり、対戦表を見て優劣を見たり、思いつく限りデータを色んな単位に加工し、色んな角度で分析しています。

このデータ理論は、こういうデータを色んな切り口で丁寧に見ていくことがポイントで、切り口が足りなかったり、データの見方が雑だったりすると、それらが全て "見落とし" となり、的中率が下がります。

また、データを丁寧に見たとしても、データの量や幅(項目)が少なければ十分な予想はできません。
なので、自分は競馬新聞ではデータが少ないと感じていて、それだけでは予想はできません。

じゃあ、ようへいさんはどうやって予想しているの?

システムエンジニアで培った開発スキルを 悪用 活用して、予想のためのシステムを構築し、ここから出力したデータを使って予想をしています。
2019年に開発をはじめ、2020年に運用を開始し、これまでのデータ予想での失敗を反映してシステムを成長させ、今に至ります。

もともと、新しい開発手法を学びたいな、という自己啓発なところから始まり、あわよくば儲けたいという邪念も後押しし、長らく開発が続いています。

このシステムが作った巨大なExcelや、成績を集計して分析・視覚化した情報を見ながら予想をしています。

自分流の予想法

システム機能やExcelを使ってデータを丁寧に確認し、予想をしています。

以下でご紹介するデータは、メンバーシップ限定記事で公開していますので、興味がありましたらぜひご参加ください!
500円/月(初月無料)です。

想定タイム、レーティング

過去の同レースのデータを集計し、想定タイムやレーティングの基準値を確認しています。
このタイム、レーティングを基準値とし、以後のデータを見ていきます。

前走からの傾向(距離)

前走の距離と、次走の目的レースとの因果関係をここでは確認しています。
前走の条件によっては、次走は軽視しても良いかな、という気付きを得ることが目的です。

前走からの傾向(出走レース・グレード)

同様に、前走のレースのグレードや出走したレースと、次走の因果関係を確認しています。

性別による勝率・連対率・複勝率の分析

予想するレースでは、性別の傾向があるか、ここで確認しています。
季節によっては競走能力が下がる場合もあるので、ここはしっかり見ています。

性別を軸にした分析

性別×斤量、性別×馬齢の複勝率の構成を確認し、有利な条件が無いか確認します。

脚質別の成績

脚質は予想に重要な要素です。
脚質毎の複勝率をしっかり確認します。

斤量別の成績

斤量単体や、脚質と絡めた分析をします。
斤量が軽い馬でも以外に複勝率が高い、という気付きを得ることで、その馬は注目すべき、ということが得られます。

斤量比率別成績

グラフの見方は上述の斤量別成績と同じですが、この切り口は、馬体重に対する斤量の割合を見ています。
斤量が重いといっても、その馬が大きな馬だったら斤量の割合は低くなるので、その点で何か相関は無いか、という気付きを見ています。

産駒別成績

過去の同レースについて、産駒毎に成績をまとめたグラフです。
距離や競馬場、それの距離×競馬場といった切り口でグラフを確認しています。
また、産駒毎に道悪適正や、季節別、馬齢別の切り口でも同様に傾向を確認しています。

馬齢別成績

馬齢で結果に偏りが無いかを確認します。
ここは傾向がはっきり出やすく、注目ポイントです。
やっぱり若い馬は強いですね。

馬齢に、脚質を組み合わせての分析もしています。
ここも結構傾向が出てくるので、しっかり見るようにしています。

経験距離別成績

次走の距離の経験回数を軸にした複勝率のグラフです。
その距離をどの程度経験したかで傾向が出てくるので、特に長距離レースの場合には非常に参考になります。

上がり3Fタイム

このグラフはかなり重要視しているもので、そのレースの決め手が上がり順かどうかを判断する材料にしています。
上がり順で決まりやすいレースであれば、その馬を探すことになりますし、そうでなければスタミナやパワーのある馬を探すことになります。

レーティング別成績

競走馬に付けられたレーティング(最大値)からレースの傾向を探ります。
概ねレーティングが高い馬の成績が良く見えますが、そうでない場合もあり、それを見るのに使っています。

枠別成績

上のグラフが枠毎の複勝率の構成、下のグラフが枠毎の脚質の複勝率の構成です。
枠で見れば有利不利、それに、脚質も組み合わせて傾向を分析します。

人気別成績

一番重要視しているのがこの人気別の成績です。
右肩下がりのグラフであれば人気順で結果が決まる傾向が強いと見えます。
一方、グラフが凸凹する場合は結果と人気に相関が無く、荒れやすいレースと見えます。

重賞・距離・脚質毎の成績や、同レース、同競馬場の騎手の成績

競馬の主役は馬ですが、それをコントロールする騎手の能力は実は結構重要です。
能力を図るためにも、過去2年の重賞分についてデータを集計し、一覧で比較確認していきます。
重賞で結果を出しているかどうか、その距離で結果を出しているかどうか、などを一覧で確認しています。

騎手によって凸凹がはっきりするので、ここはしっかり確認するようにしています。

競走馬を軸にした成績一覧

生涯の成績や重賞の成績、グレード毎の成績を一覧で確認します。
古馬戦も同様の粒度で確認することができます。

その他、当該コースや季節毎、脚質毎、天気毎、馬場状態毎、クッション値毎、距離毎といった様々な観点で成績を集計しています。
該当条件のところの成績を確認し、そのレースに対応できるかどうか判断するようにしています。

過去の出走記録

一番良く眺めているのはこのデータ。
出走馬の全レースの結果を一覧表示しています。
項目が多くなっているのが難点ですが・・・。

良く見るところを掻い摘んでいくと、以下の感じです。

距離やコース特徴、グレード、騎手、人気、という基本的なデータや、そのレースのレーティング、そのレースにおける競走馬のレーティング、ペースや展開、脚質という情報もしっかりチェックしています。

また、1~4コーナーの通過位置(内~中~外)や3コーナーから4コーナーにかけての着順変動は穴馬の発見に繋がる部分なので、しっかり確認するようにしています。

そして、スタートから上3ハロンまで、上がり3ハロン~ゴールまでのタイムも確認し、特に上がりのタイムは最注目としています。

過去の同レースの結果を一覧で確認

過去の同レースの結果を一覧で見て、脚質やタイムの傾向を掴みます。

このデータ、表が横に長いのですが、前走のデータも同時に確認できるので、前走と絡めてデータを見ることができます。

対戦表

これまでのように、一覧でデータを見ただけでは対戦成績は見えないので、それ専用に整理したのがこの表。
競馬は再現性が低いので、1回その馬に勝ったからまた勝つとは限らないので参考程度に見るようにしていますが、何か突出した結果が出てこないか、俯瞰して見るようにしています。

予想は逐一記入

データを見るだけで結構お腹いっぱいになります。
しばらくすると忘れてしまうので、分析して得たヒントを、逐一Excelにまとめていきます。

メンバーシップの紹介

ここまででご紹介した分析情報、Excelの情報は、以下のように予想データの記事の有料エリアで公開しています。

分析データの公開例

ExcelはExcelファイルで、分析情報は1枚の画像ファイルにしてそれぞれ貼付しています。

レース毎に1記事を作っていて、出走登録が公開される月曜日に記事を作成し、騎手確定版を木曜日に更新。
枠が確定した金曜日に再度記事を更新しています。

メンバーシップの掲示板で、以下のように更新スケジュールを出しています。

メンバーシップのプランは2つ。

公開した全ての記事が見れるスタンダード版(500円/月・初月無料)と、毎週自分が選ぶ1レースだけ見れるライト版(300円/月)があります。

記事単体で買うよりもお得なプランにしています。

競馬新聞やインターネットの情報だけでは知ることができない情報が多いと思いますので、スタンダード版は初月無料ですのでご興味あれば活用して頂けると幸いです!

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