テーマを決める

ものづくりブランドを作るとしたらどんな物を自分は作るだろうか?」という妄想を最近はちょくちょくしています。

きっかけは、4月から始まる新居での新生活で、どうせなら家具とかインテリアとか全部1から作ってみたいナー。という欲望をエネルギーにして、いろいろと考えを巡らせています。

割と知ってる方も多いと思いますが、日本生粋のオサレ家具ブランド「TRUCK」ってやっぱりカッコイイなーとか思うわけですよ。

そんでもって、この人達がどういうモチベーションで、どういうことを大切に家具を作ってるのか気になり始めます。

TRUCKは1997年、黄瀬徳彦と唐津裕美がはじめた家具屋です。流行に流されず、自分たちが欲しいと思う家具。木、革、鉄など、それぞれの素材感を大切に、奇をてらわず、長く使える家具を作っています。家具だけでなく、そこにある空気感も大切にしたいから、卸はせず、自分たちの目の届く範囲で販売しています。

こちらは、TRUCKのHPのABOUTの文章です。わりとありきたりなこと行ってますが、家具においては一番オサレで真理なことがらですね。

TRUCKの家具は、人生の思い出をたっぷり乗せて走るピック・アップトラックだ。それは一生を家族のように生きてくれる、人生の相棒なんだ

なるほど。「人生の相棒」とな。これがテーマっぽい?


表題に戻りますと、ものづくりする上でテーマってどうやって決めたらいいねん!・・・という課題に最近取り組んでいます。

自分の好きなものの中で決める

人間ってその人の好きなもので構成されてる、ってよく聞くじゃないですか?好きなモノは、自分の人間性の鏡といっていいほど自分をよく表してくれます。なので、自分の好きなものをテーマにしてものづくりすれば、きっと自分にしか出来ない表現が出来るんじゃないかな?

と思って考えたんですけど、イマイチぴんと来ません。音楽→ありきたり。アニメ→痛くはなりたくない。プログラム→ギークすぎ。

大切にしたいことで決める

家族とか、彼女とか物質的なものではなくて、生きる上での哲学?のようなものって誰しもある気がするんですよ。僕だったら、DRYでINDEPENDENTをテーマにして生きたいと思ってるんで、その思想をものづくりに取り入れたらいいんじゃないかと。これはちょっとうまく行きそう。

シンプルだけど深いことで決める

テーマはコンセプトでもあります。ものづくりにおいて原点となり柱となります。ちょっと道に迷った時の立ち返り地点としての機能を果たすためには、いつでも思い出せるような、シンプルかつキャッチーなものがいいです。後は好みの問題になってきますが、ストローとかコップとかかわいい系で攻めるもよし、TOYOTA、HONDAみたいな名前で攻めるのもよし。

あんまり気張らないで意味分かんないのにするのもありですね・・・迷います。