ユダヤジョーク3 契約の板

 神様がご自分の民を選ぼうとされたとき、契約の板を受け入れる民を探された。しかし誰も受け取りたがらなかった。
 まず神様はアラブ人のところに行かれた。「契約の板はいらんか?」
「いりません」彼らは答えた。「『殺すなかれ』と書かれてあるからです」。
 次に神様はフランス人のところに行かれて彼らに尋ねた「契約の箱は要らんかね?」「要りません」フランス人は答えた「『姦淫するなかれ』と書かれてあるからです」。
 神様はローマ人のところに行かれた「契約の箱は要らんかね?」「いいえ、『盗むな』と書かれてあるから要りません」。
 神様は絶望的になりながら、最後にユダヤ人に尋ねた「契約の箱は要らんか?」ユダヤ人は神様に尋ねた「いくらするんですか?」。「ただだよ」。「ただ?!」ユダヤ人は驚いて言った「じゃあ2枚ください…。」

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