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【感想メモ】ROF-MAO「Crack Up!!!!」(ろふまお盤)

↓30秒ずつ試聴できます。インストまであるの最高か

にじさんじ所属のVtuber4名のユニット「ROF-MAO(ろふまお)」の
1stアルバム。めちゃくちゃ良かった…。

ライブの先行目当てでCDを買ったのですが、CDコンポのスピーカーから鳴らしたら、音の情報量というか、厚みがハンパなく良くって、CD買ってよかったですまじで。(外出時はSpotifyで聴いてます)

Track1:New street, New world

YouTubeのMVでも聴けない、2番の剣持パート(たぶん)が大好きです。

夢を描いた温度よ
熱くなれとけしかける この世界

「New street, New world」より

の「けしかけるー」の「る」のビブラートやばい
ビブラートというか震えに近い気もする。
けしかけてくる「この世界」に対する…というのは深読みが過ぎますが。

あと2番サビのあとの剣持パート。

変わってく 変えてくよ
信じた予感は正しいと
決まってるはずだから そうして進むだけさ

「New street, New world」より

疾走感あるサビの勢いそのままで、全然違うメロディーが追い打ちをかけてくる。しかも結構難しいメロディーをさらさらと歌っていく。エモい。

あと、(たぶん)ふわっちのラップも好きです

したくないだろ後悔
じゃあこんな旅はどうだい?

「New street, New world」より

あと誰の声かわからないのですが「Let’s take a chance,」の「chance」の発音も好きです。なんとなく剣持かなと思ってますが違うかもしれない。

Track2:I wanna! You wanna!

この曲めっちゃ好き。ライブで聴きたい。
でも合いの手多すぎて、どれに参加したらいいか分からなくなってそう(笑)
ふわっちの歌声がめっちゃ聴こえる。というか似合ってる。

テンション上げたいときに聴いてます。

「誘惑のカナタ」と「いっそ溺れてたい」の剣持の歌い方が好き。

Track3:前進宣言

もしかしてここまで全部、歌いだし剣持なのでは…?
「ものぐさや弱腰の」の嘲笑っぽい歌い方が好きです。

仕事がうまく進まないときのエンジンとして聴いてます。
ちくしょーやったるわーいってなってる。

加賀美社長の声がバリバリ聴こえてくる。
低音がブイブイ鳴ってる後ろでピアノが聴こえてくるのかっこいい。

Track4:Let's Get The Party Started!

セリフパートがこそばゆくてあんまり聴けない(失礼)
「3!2!1!かんぱーい!」の雄々しさに笑った。
どんなパーティーだとこんな野太い声でるねん。

Track5:ラックハック

1番好き。シングルカットしてほしい…MV化してほしい…。

ゴリゴリのバンドサウンドとピコピコ音が絡んでるところに
爽快さと疾走感、切なさと強さが混在するメロディーと、
自分の内面を見つめながらも外に飛び出していこうとする歌詞が
複雑に混ざり合ってるのにスッと入ってくる聴きやすさ。
めちゃくちゃ好きです。大好きです。

イントロとサビの、ギターなのかな、ずっと同じ音で刻んでるのと、
全体的にドラムがかっこいい(ラストサビのドコドコ降りていくところ最高)。あとAメロとかで響いてくるベースもかっこいい。

サビのコーラスも好きなんだけどインストに入ってなくて…!ハモリだけで聴きたかった…!このふわんふわんした響かせ方どうやって録ってるのー何テイクかを重ねてるのー気になるー。

サビ前がそれぞれ個性がでてて好き。
1番は甲斐田とふわっち。

足早に巡る季節の中で蕾んでいるような
忘れられずに心に仕舞い込んだ
秘密のイメージ

ラックハックより

繊細な甲斐田の歌い方と、
それを打ち破るみたいなふわっちの歌い方が好き。

2番は剣持と社長。

隠さずに触れた希望の影に潜んでいるような
何者にも毒されないほど
自分を信じて今

ラックハックより

剣持の「毒されないほど」(の「ほど」の低音最高)と
社長の「自分を信じて今」の繋がりが超好き。
剣持の「自分を信じて」も聴いてみたかった気もするけど、ここは社長の声が映える。

あとラストサビ前の「確かめるように」の歌い方がやばい。
剣持の表現力やばい。

全員そうだけど、このスピード感の曲で儚さを表現してくるのすごすぎ。

Track6:知っている手紙

励まされる曲。
1人1人が私の背中をぽんと叩いて、「じゃあ先に行ってるから、追いついてこいよ」って言われてるような気持ちになる。

社長が骨折れるくらい強く叩いて、それをふわっちがさすって、剣持が笑って元気づけて、甲斐田が微笑んで手を振って、4人が走り去っていく背中が見える(妄想)

「熱くなれ
 不確定だからこそ輝くんだ」って素敵な歌詞。
泣きそうになるので、ここぞというときにしか聴けないかもしれない。

特典:ろふまお塾の未公開シーン

めちゃくちゃ面白くて久しぶりに大声で笑った。
5分くらいかなと思ってたのにけっこうボリューミーで満足感。

剣持の悪ガキさがちょこちょこ出てて、ここを未公開にしたスタッフGJと思ったりした(笑)ポーズ集で戸惑ってるの可愛かった。かぼちゃ編も。

あと社長の霊の話が普通心配になった。

まとめ:4人だからこその表現

前向きな歌詞の曲が多くて、
「ろふまお塾」を毎週やる(ために1日に6本収録する鬼スケジュールをこなす)バイタリティーとか、挑戦を続けていこうとする気持ちとか、
そういう彼らのスタンスがそのまんまアルバムになっている気がする。

ろふまお結成時のふわっちの決意表明配信が、本当に好きです。
これに尽きる。

あと、どういうレコーディング方法をとったかわからないんだけど、歌割り(誰がどこを歌うか)が4人に合ってて、バランスがめちゃくちゃいいし、
ここをこの人が歌うことに意味があると歌割りを決めて、
それに表現力でしっかり応えているのが、プロってすごいなと思ったのでした。

※歌割りは、全員が全部を歌ってから歌割りを決めて切り貼りするか、
 最初に歌割りを決めてそこだけ歌うかだと思うので、
 実際は「誰かが決めた歌割りに応えた」かは不明。


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