まとまくPOG2022-2023 指名馬!
今回は競馬のお話。
的射まくりさん主催のPOG(Paper Owner Game = 仮想の馬主になってポイントを競う遊び)に参加することになりましたので、その指名馬10頭を4つのセクションに分けてご紹介しますね。まとまくPOG概要の概要は↓
1.がんばれサクラユタカオーの血脈!
サクラユタカオーは1986年の天皇賞(秋)を優勝した名馬。その父テスコボーイ(英)は、日本に種牡馬として輸入されトウショウボーイをはじめとした多くの名馬の父となりました。
サクラユタカオーは競走馬としてはもちろん、種牡馬としても短距離路線で大活躍したサクラバクシンオーの父として偉大な足跡を残しています。そして、そのサクラバクシンオーもまた種牡馬としてG1馬を輩出。サクラユタカオーから見て曾孫にあたる競走馬たちを応援の意を込めて指名しました。
【ビッグアーサー産駒】
ビッグアーサーはサクラバクシンオーの仔で2016年の高松宮記念馬。産駒は昨年デビューしていて、初年度産駒からリステッド重賞を制したトウシンマカオを輩出していますね。やはり短距離での活躍がメインになるでしょうから、POG的には朝日杯FS・阪神ジュベナイルフィリーズ・NHKマイルCなどが目標になるでしょうか。
① ディリジェンテの2020(牡)
母、ディリジェンテはマイル中心に走った馬でその父はステイゴールド。さらに生産牧場はノーザンファーム。母の父の血が出てくれば短距離だけでなく幅広い活躍が期待できるかも?
② アシリパ(牝)
母の父はメジロライアン! まさに日本競馬の結晶と呼ぶべき血統にはロマンを感じますね。半姉のエレナアヴァンティ(父:アドマイヤムーン)はリステッド重賞のマーガレットSの勝ち馬。期待大です!
【グランプリボス産駒】
サクラバクシンオー産駒のグランプリボスは朝日杯FSとNHKマイルCの覇者。産駒のモズナガレボシは小倉記念を制しています。
父と同じく朝日杯&NHKマイルのダブル制覇を夢見てしまう血統です。
③ モズビッグボス(牡)
母の父はゴールドアリュール。母のモズアリュールもダートを走っています。もしかすると芝よりもダートで力を発揮する馬になるかもしれませんね。交流重賞での大活躍にも期待できそう!
【ショウナンカンプ産駒】
同じくサクラバクシンオー産駒のショウナンカンプは2002年の高松宮記念を制しており、2022年デビューがラストクロップとなっています。最後の一花に期待したいところですね。
④ スプレンディダ(牝)
母の父がノヴェリストですから、こちらの血でスタミナが強化されれば短距離のみならず中距離もこなせるポテンシャルもあるかも?
また、母母母のスキーパラダイスはアメリカ生まれのフランス調教馬で、武豊ジョッキーを背にフランスG1のムーランドロンシャン賞を優勝した馬でもあります。この名牝の血が開花すれば大活躍にも期待できそうですね!
2.目指せクラシック制覇!
こちらではクラシック勝利馬の指名を目指しつつ、なおかつ他の方との被りがなさそうなところを狙ってみました(他の方との被りがあると、賞金山分けとなるルールなのです)。
⑤ シャンディエン(牡)
父は今年の皐月賞馬を輩出したドレフォン。そして母の父であるフジキセキも皐月賞馬であるイスラボニータの父。まさに皐月賞を取るための一頭と言えるのではないでしょうか? 半兄のドミナートゥスはオープンまで上がっており、その点でも期待が持てそうです。
⑥ アドマイヤセプターの2020(牡)
今回のPOG指名馬の中でも本命と言える一頭。母のアドマイヤセプターは京阪杯2着など重賞戦線で活躍し、そして母としても今年の若葉Sを鮮烈に逃げ切ったデシエルトを輩出しています。他にも今年の京王杯SCの2着馬スカイグルーヴの母でもあり、姉・兄の快進撃に続いてほしい一頭ですね。
父はエピファネイアで、これは姉のスカイグルーヴと同じ。エピファネイアと言えば皐月賞馬のエフフォーリア、そして牝馬三冠馬のデアリングタクトの父ですから、クラシック戦線での活躍に夢が膨らむ血統ですね。
⑦ パルメリータ(牝)
父のスクリーンヒーローは自身の戦績や代表産駒のモーリスのイメージから仕上がりがやや遅い印象もありますが、今年の毎日杯を制しダービーにも出走したピースオブエイトの父でもありますから、クラシックにも間に合ってくること期待できそうです。
母のカニョットはアルゼンチン生産馬で、パルメリータという名前はアルゼンチンのお菓子から取っているのだそう。そうした珍しい血統に可愛らしい名前も応援したくなるポイントです。
3.ドイツ血統に期待!
今回、まとまくPOGに参加した理由の一つに、もっと血統を勉強したいという動機がありました(デビュー前の馬を選ぶには血統は大きな要素ですからね)。そして、競馬の血統を語るときにドイツ血統は外せませんよね。独自の血統理論に裏打ちされた門外不出の少数精鋭の優駿たち…昨年の凱旋門賞馬、トルカータータッソもドイツ馬ですし、日本でもシュネルマイスターなどドイツ馬を母に持つ活躍馬も多い。
といっても、わたしが知ってるドイツ血統の知識は「同一牝系には同じアルファベットの頭文字を名前に付ける」ということくらい…
ということで、ドイツ血統馬を指名してもっと勉強しようという思いで指名しました。
⑧ ベストエフォート(牡)
父のノヴェリストはドイツ馬でキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどに勝利した名馬。さらにその父のモンズンはドイツのリーディングサイヤーに輝いた名種牡馬です。
ノヴェリスト産駒で京阪杯を制したラストドラフトはノヴェリスト×ディープインパクトという血統を持っており、これはベストエフォートと同じ。ドイツと日本の名馬がかけ合わさることでクラシックを賑わせる名馬が誕生する可能性は十分にあるのではないでしょうか?
4.わたしの(一口)愛馬!
ここからは完全に私事なのですが、趣味で一口馬主もやっておりまして、その出資馬を指名しました。これで応援への熱もますます高まりそうです!
⑨ ランドオブラヴ(牝)
父のミッキーアイルの代表産駒はメイケイエールやナムラクレア。牝馬に活躍馬が多い印象もありますし、早い仕上がりも期待できそうです。路線としては短距離戦線がメインかな? 開業初年の蛯名正義厩舎の所属というところも応援ポイントですね。
ランドオブラヴにもメイケイエールのような積極的なレースでどんどん勝っていってほしいですね。
⑩ グランツベリー(牝)
父のエイシンフラッシュはダービー馬。今年の京成杯に勝利し日本ダービーにも出走したオニャンコポンを輩出していますね。エイシンフラッシュはドイツからの持ち込み馬ですから、広義のドイツ血統というところにも当てはまってきそうですね。
全姉のミトノレインボーは1600万クラス(今の3勝クラス)まで上がっていますから、その点でも期待できそうです。距離的にはやはりクラシックディスタンスになりますでしょうか? オークスを走る姿が目に浮かびますね!
以上、指名の10頭をご紹介しました。今後、定期的に指名馬の活躍をご紹介したいと思います。 これを機に、競馬の楽しみ方を広げていければよいですね🐴
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