この世界に完全でないものはない

アーユルヴェーダの知識で5大元素がある

空(クウ)
風(カゼ)


こころの働きでいうと、
プラマーナ
ヴィパリヤヤ
ヴィカルパ
ニドラ
スムリティ

5大元素で話をすると、
(例) 目の前に焚火がある = 火の要素がある
↓ しかし、
あるのは火の要素だけではない
5大元素は常に5つ揃ってある
どれかの要素が0(ゼロ)ということはない
↓ つまり、
バランスであって、何かが強い、何かは弱い
でも、
全部が揃ってない ということはない

そこには空があるし、風があるし、水もあるし、土もあって、・・・
「焚火」というと確かに「火」が強い

湖なら、「水」がある
そこにも空があって、風があって、火もあって、水もあって、土もある
↓ 何が言いたいのか?
どのようなものを見てもそこには「全体」がある
「全体」がある
この世界の中に「欠けている」状態はない
もし、欠けているように見えているとしたら、それは見ている人の中でそれが見えていない = 覆われている
または
いかにも「欠けている」かのように見えるくらいバランスが小さくなっていて 、ある種のアンバランスが起きている だけであって、この世界に完全でない = この世界に「全体」でない ものはない
↓ 逆に言うと、
「全体」があれば、「全体」が見い出せていれば、そこにある全ての要素が見えてくる
そこにある全ての機能が見えてくる
それがその機能のままに働いているとき、それは自然知性に沿ったあらわれがそこにあるということ

 / 2022 / 05 / 04

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