自分を手放す

日本の武道は型にハマる、型を守る をする
空手
柔道
弓術
「型にはまる」=価値(色んな側面がある)
型の価値
型の中で「自分」を消滅させていくことで、むしろその人自身の芯があらわれてくる = 光を放っていく ― そのような価値が「型」にはある

どうしても「型」にハマったことをやろうとすると
「このやり方でいいのだろうか」
「こうしたほうがいい気がする」
・・・という「自分」が出てくる
「ここはこうしたい」
「なにか付け加えたい」
「省きたい」
・・・などなど
その想念が浮かんだときに自分の内側の何かが発動している
「何か」=不純な印象や自我の質のこと
それに気づくことが「型」に合わせて何か活動するときにできる

それを進めていった先に同じ型をやっているだけなのに、ある人とある人では伝わるものが違う―という状態が出てくる
一方の人はただ本当に「型」だけをやって、その中でなんとかしようとしたり、諦めたり、「型」によって何かを期待する
一方の人は「型」にハマるなかで「自分」を手放して「自分」の内側の何かを外側にあらわしているのかも知れない

色々「型」にハマるような場面が出てくるかも知れない
その中で私たちは「自分」に気づいて欲しい
「自分」に気づき、気づく、気づく、気づく・・・を繰り返して「自分」を手放していく

 / 2022 / 02 / 11

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