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トヨタ博物館 愛知県長久手市

夏休みもあっという間に半分を過ぎましたね。
はたらくくるまが大好きで救急車やパトカーとすれ違うたびに反応する下の子のために、愛知県長久手市のトヨタ博物館に行ってきました。
上の子もごく小さいころに連れていった覚えがあります。
8月3連休の愛知県は灼熱の39℃。
にもかかわらず駐車場はほぼいっぱいで、全国各地のナンバープレートを見たので、帰省中のご家族が多数来館していたのかも。


一発でわかる目印。近くにイオンモールやイケアも

乳幼児無料に加え、夏休みで小学生も無料期間でした。JAFの割引もあり、大人2人、二千円で入場できました。支払いはクレカOK、電子マネーは未対応(レストランは電子マネーも使えた)。

ロビー
トイレにも車の部品が

とにかくクルマ愛に溢れた博物館です。
トヨタだけでなく、国内外の自動車が展示されています。
メインのクルマ館は2、3階に展示があり、自動車の黎明期からそれぞれの時代で革新的な特徴やデザインをもった車種が所狭しと並んでいます。

中央エレベーター。各フロアへの動線が短く移動がスムーズ
最初期の自動車
T型フォードの後継、モデルA

私は60年代くらいの車のデザインがいいと思いましたが、息子は出てくる車ひとつひとつに目を輝かせていました。手を触れようとするので危なかった。
あっという間に2014年の水素自動車ミライまで進みます。
あちこちに今どき珍しい、パリッとした制服を着たガイドのお姉さんや警備員さんが、親切かつきっちりと案内をしてくれます。名古屋市の産業技術記念館もそうだったけど、さすがトヨタという感じ。


クルマ館には、「クルマづくり日本史」というコーナーがあります。
前回の記憶がうろ覚えですが最近リニューアルされた部分かな。

見たことのない液晶ディスプレイ

ベルトコンベアのように歴史が流れていく巨大ディスプレイがあります。
これは上の子がしばらく見入っていました。

展示を見終えて、文化館に移動する前に、ロビー横のコーナーやレストランで休憩できます。
ここに授乳室もあり。

授乳室は広くはないけどひととおり設備が整っています
壁に設置のサーキット風おもちゃ。子どもに大人気

文化館には建物内の渡り廊下を辿って行けます。
乗り込める実車の展示は、この日は救急車やJAFのレスキュー車。後ろで次のご家族が待ってるのに息子たちがなかなか離れなくて焦る場面も😅

下の子大喜びの救急車

その次に、クルマ文化資料室という一室があります。
ここもリニューアルされたのか、歴代日本車のパンフレットや古いアメリカ車のシンボル、エンブレムなど、ファンにはたまらないであろうコレクションの数々。

好きな人はクルマ館よりこっちで長く過ごすかも?

中でも目を引くのが、模型の自動車が歴史順にずらっと並ぶ一画。

壮観
最後は2015年…


デロリアン!

「バックトゥザフューチャー」における2015年のデロリアンがトリを飾っています。
これだけではありません。資料室を出て、1階のお土産コーナーの奥まで進むと、そこには…

今度は現実世界のスポーツカー、DMC・デロリアン!
Wikipediaのデロリアンの記事中の写真もこれと同じものが使われています。
息子たちは不思議そうに眺めるだけだったけど大人はニヤリ。

以前よりも子どもが楽しめるコンテンツが増えていたほか、ベンチの配置も親切な位置になっていた気がします。
スタッフの方の身なりや接遇に崩した様子がなく、子どもたちにこういうかちっとした世界を見せられるのも令和の世では貴重になってきた気がします。
いつまでも丁寧な博物館を維持できるよう、日本企業が海外で稼げることは大事だなと帰り道に思いました。
息子たちが大きくなったころ、自動車業界はどうなっているのやら。

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