見出し画像

⑪自然治癒法ーヨガ

ヨガで『深く長く呼吸』、『アーサナで体を動かす』

ヨガを始めて3年たった。

2年間インドでヨガを学び、一年間はコロナのおかげで、ロックダウン中にヨガの練習を存分に楽しんだ。

ロックダウン中の毎日の練習で学んだことは、『自分の体は自分しか知らない』ということだと思う。 自分の練習は自分で考えたほうが学びが多い気がする。


始めたばかりの頃は、呼吸がとても浅く、深く呼吸しようにも肺が膨らまなかった。

毎日、ヨガ呼吸法『プラナヤーマ』の練習したら、いつの間にか肺活量が増えて、以前に比べて深く長く呼吸ができるようになった。


トリコナーサナ(三角のポーズ)は、わたしの大好きなアーサナの一つだ。

シンプルなポーズだけれど、毎日変化する。 今日のトリコナーサナは、昨日とは違う。

最初、体の側面が固くて固くて伸びを感じられなかった、腕も上がらなかった。でも毎日練習するだけで、ちょっとずつ変化する。

三年たった今でも、毎日筋肉が変化する。その変化を感じるのがとても楽しい。

人の筋肉は約600〜700くらいあると言われている。今まで感じられなかった筋肉を感じたときの喜びは、なんと表現したらよいだろう。自分の体なのに何も知らなかったという驚き。

自分自身の体の中に、とてつもない深〜い宇宙空間が広がっているような感じがする。


わたしにとってアーサナ練習の目的は、最終ポーズにあるのではなく、その練習過程で感じる、湧き出てくる、様々な感情の浄化にある。

理由なく練習中に涙が出てくるときもある。悲しいわけではないけれど、体の奥に長年溜まっていた感情の”ゴミ”が出てくるんだと思う。

アーサナの練習は感情のデトックスかもしれない。


それぞれの体には個性があるので、アーサナの最終ポーズにこだわる必要はない。

毎日毎日の練習の変化に気づいて、それを楽しむのがヨガの楽しさ。

一生ずっと練習できるから尽きることはない。

これからも永遠の楽しみが待っている。


(つづく)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?