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瞑想と認知行動療法の深い関係(ラージャヨガ)

こんにちは。
今日はシニア産業カウンセラー(産業カウンセラーの上級資格)の養成講座に来ています。

今日のテーマは認知行動療法。専門的な知識とロールプレイをこなす講座で大変勉強になります。

ラージャヨガで学んでいる
「古くから習慣化している悪い考えを手放し、新しいポジティブな考えに置き換える」プロセスは、認知行動療法ではスキーマの変容といいます。

また「良い考えは、良い行動に現れ、良い行動ができれば状況か変わり、世界が変わる」というカルマヨガの考え方は、精神医療の世界では行動変容としてうつ病の治療にも取り入れられているのだそうです。

実際、認知行動療法そのものが座禅やヨガの手法を取り入れているとテキストにも明確に記載されていました。

ヨガ瞑想が心の健康に良い影響を与える事は実証済みなんですね😊

瞑想が脳に与えるメカニズムについてですが、

人間がボーッとしているとき(デフォルトモードと言うのだそうです)、脳は勝手に動いて色々な考えが浮かんでくるようになっているそうです。

そのような状態の中で瞑想をするとします。
瞑想する時は意識的に今抱えている雑念をできるだけ考えないようにして、自分に対するポジティブな考えを選び、選んだ考えに集中するようにする。

このような瞑想訓練をずっと続けていると、そのうち1秒で雑念を手放し、今に集中できるように脳のある部分が変容するのだそうです。

座禅やマインドフルネス、ヨガ瞑想にはそれぞれ違いがあるものの、基本的には脳の変容を促し、切り替えを早くできるようにする訓練だと言って良さそうです。

うつ病は、自分と世界と将来に対する否定的な考えが原因となって起こることが科学的に証明されています。重篤な症状の場合には勿論薬物療法と併用するのだそうですが、回復期や再発の予兆がある場合には、認知行動療法だけでコントロール可能な場合も多いとの事でした。

いきなりスキーマ(考え方の習慣)を修正する事が難しいのであれば、少しづつ行動習慣を変えていく事から始めると、治療がスムーズなのだそうです。

日常にヨガ瞑想を取り入れる事で、メンタルヘルスを維持できる。
認知行動療法とともに瞑想の素晴らしさも実感できた2日間の学びでした。

最後までお読みいただきありがとうございます🌙。


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