20180220_ヨガを始めて変わったこと_ヨガトーク
ヨガ講師二人の気ままなトークをお届けします!
※この内容は、音声で聞くことができます。音声で聞く場合はこちら。
【今回のトーク内容】
2人のプロフィール
【ごま】2012年より指導。妊活をしながら生活になじむヨガを研究。植物と旦那が大好き。行動派のアイディアマン。きなこは、前の職場の先輩。
【きなこ】2012年より指導。ヨガのお仕事だけで収入を得て生活。旅行と自然派アクティビティが大好き。過去は忘れがち。自由なリーダータイプ。
ごま:こんにちは。
きなこ:こんにちは。
ごま:ヨガ講師2人が気ままにトークをしていくヨガトーク。私ごまと。
きなこ:きなこで。
二人:お送りしていきます
ごま:何かゆったりしてますね。
きなこ:今ちょっと甘いものを食べたので。
ごま:いいですね。甘いものが栄養補給になって落ち着きます。この番組はヨガ講師をしている私達二人が感じたことだったりとか、気になること、あとは皆さんとシェアしたいなー、ということなどを気ままにトークしていきます!
きなこ:主観で色々喋っていますからね。
ごま:主観で喋っています。あくまで参考にしてもらえればなーという気持ちです。
きなこ:本当に私たちのおしゃべりです。ヨガトーク
ごま:では今回テーマですけれども「ヨガを始めて変わったこと」。自分自身でもいいですし、周りのことでも良いんですけれども、何か変わったことをシェアしていきたいなと思っています。きなこさんはヨガを始めたきっかけも、教え始めてからということなんでしたっけ?もっと前からでしたっけ?
きなこ:そうなんですよ。先に教え始めちゃっていたんですよね。とんでもないことですよね。
ごま:いやいやいや!そういう始まりもありますよね。
きなこ:ダンスやっていた人がヨガの先生を始めたというような、そんな感じですね。ゴマちゃんは何かあるんですかきっかけ?
ごまのきっかけは「ダイエット!」
ごま:きっかけは、ダイエットです。一番最初。運動嫌いで、でも痩せにくくなったな、ということを20代前半に感じて。
きなこ:早いですね(笑)
ごま:本当ですよね。でも本当に動かなかったので、筋力とかも落ちてしまって、代謝が悪かったと思うんですよね。そして自分の体に対して、関心がなかった。痩せにくくなってたし、ヨガがブームになっていたので、はじめてみようと思って。最初は DVD 買ったんですよ。ヨガの DVD を買って。ヨガマットも買ったのかな。結構始めた段階でヨガマットも使っていた記憶があるんですけれども。とりあえず、毎日やることにしたんですよ。会社から帰ってから毎日やったんですよ。そうしたら、一ヶ月で4キロ痩せたんですよ。
きなこ:すごい。
ごま:すごいですよね。全然運動していなかったから、すぐ成果が現れちゃって、これはすごいなと思って。それで、かつ、仕事もつらかったんですよね、その時。そんな時に、「気持ちいいなぁ」とか、「すっきりするなぁ」という感覚が生まれて。それでもっとヨガを勉強したいなという気持ちが生まれて。それで、せっかくやるなら資格取ろうと思って。すぐに資格取得のレッスンに行ったんですよ。 自動車免許のように時間割で取れるようなところ。「自分が行けるところで何コマ取ってください」というようなところがあったので、そこで受けてみて、楽しいなあと思って、職業に出来たら良いなと。と思ったんですよ。っていうことは一旦置いといて、資格取得したんですよ、でも資格取得したけれども、どうやって仕事にしようかなとは思っていたんですけれども、なかなか行動は起こさなかったんですよ。でも転職はしたかったんですよね。 それで転職サイトとかにエントリーするじゃないですか、登録を。何気なしに色々応募するじゃないですか。そこにLAVAさんがあったんですよ。LAVAさんも結構求人に出しているじゃないですか。それで、そこに応募したら引っかかっちゃったんですよ。
きなこ:すごいじゃん。
ごま:そう。それでこんな私でも引っかかるんだ?と思って一次面接に行ったんですけれども、本当に通ると思っていなかったから、何も考えずに行って、面接をさらっと受けたんですけれど。そうしたら、本当に浅はかな回答しかしてなかったからだと思うんですが、普通に受からなかったんですよ。でも書類が通るということは可能性があるって事かって思って、そこからヨガの面接に行き始めて、その間もずっとヨガをやっていて、っていう感じでしたね。一番最初から転職まで言っちゃいましたけど。まあ、でも一番最初はダイエット。
きなこ:でも、それで結果が出て、痩せたっていうのはすごく説得力がありますよね。
ごま:そう。毎日やりましたからね。結構やるってなったらやるタイプなんで
きなこ:そうですね。やるタイプですよね。短期集中してね。
ごま:で、続けてって1ヶ月、2ヶ月ではそんなに効果は現れなかったんですけれども、3、4ヶ月ぐらい経ってから結構楽しいって思えて、でも始める前って結構私荒んでいて、楽しいって思えることがなかったんですよ、人生の中で。生活の中で。だから、笑ってもいなかったんですよね。笑うと損すると思って。
きなこ:今の姿からは信じられないですね。
ごま:私、本当に性格悪かったんですよ。
きなこ:そうなの?
ごま:そう。 お金払ってるんだから、 店員さん、ちゃんと接客しなさいよみたいな。
きなこ:そういう人だったんだ(笑)
ごま:結構荒んでて、正直に生きていたら損することの方が多いと思ってたんですよ。性悪説の方を強く思っていたと言うか。だけど、ヨガを学んでいくと哲学の方にも行くじゃないですか 、そうするとピュアに生きていることが正しく生きれるし、気持ちよく生きれるじゃないですかという感じじゃないですか。それを聞いた時にそうだなあと思って気持ちが洗われたんですよ。
きなこ:すごいですね。いいですね。
ごま:それでそういう話を聞いて、頭でいいなーって思ってたんですけれども。ちょっとずつ触れることで、そこに心を寄せていくことで、ちょっとずつちょっとずつ改心していったのか・・・
きなこ:本来の状態に戻ったんでしょうね。
ごま:その会社勤めの時の同僚に、3、4年ぶりくらいに会った時に「全然違う!」って言われました。会社の人に。会社では、その人とはタバコ室で話すような感じだったんですけれども、久しぶりに会ったら丸くなったねという風に言われて、そんなにトゲトゲしてたのかな?と思ったんですけれどもね。だから、結構変わったって言われます。
きなこ:そうなんですね。それはすごいですね。ヨガの恩恵ですね。今のゴマちゃんからは信じられないですね。でもそれはさ、 子供の頃は元々こういう人で、成長するまでの間に色々なことがあって、そういう風になったってことなんでしょう?
ごま:結構、私、学生の時に親から期待されすぎていて、勉強もしていたから、真面目な子っていうレッテルを貼られていたわけですよ。それって結構窮屈で。そんな中で、お姉ちゃんが家出しちゃったもんだから。3年ぐらい。だから結構、箱入り状態だったんですよね。窮屈で。そういう時に親を裏切りたいと言うか、自由さを欲しくて、タバコに手を出したりとか、ちょっと悪い人とお付き合いをしたりとか、した時に、性格歪んじゃいましたね。そういう紆余曲折あるのって大事だと思うんですけれども、そういう感じですね。そう、だから心が洗われて、私がヨガで一番変わったのって性格ですね。
なんとなく感じる、ヨガと他のボディーワーク
きなこ:私、これ言ったら嫌われるかもしれないですけれども、 すごく主観なんですけれども、他のボディワークに比べて、ヨガをやっている人は優しい。他のボディワークやっている人からしたら、何言ってるんだって思われるかもしれないけれども、ヨガをやってる人とか、ヨガインストラクターの仲間の人とかって、「いい人でありたい」っていうのがあると思うんですよね。 それでなんかすごく助け合おうとしてくれるし、困ってたら何か言ってくれたりとか、みんなで良くなっていこうみたいな感じがあって、 そんなに競争っていう感じはないし、性格もみんないい感じがね、優しい柔らかい感じがするんですよね。でも、他のボディワークの人達と会ったりとかすると、ちょっと冷たさと言うか、鋭さと言うか、「私は私よ!」という感じがするんですよね。私の技は他の人にはシェアしたくないわ。とそういう感じがして、雰囲気からも硬さを感じる。それを感じるっていうのは、また私の問題なのかもしれないですけれども、感じてしまう。ヨガっていうのは哲学が入っているというのが本当に素晴らしいなぁと思うんです。
ごま:心身相関。それは私も感じてしまうんですよね。 特別視したいわけではないけれども、ヨガをしてる人としてない人だと心の開き具合が違うなという。ヨガの人達と喋ってる時は、ずっとオープンマインドで大丈夫なんだけれども、そうじゃない人と喋ってる時はちょっと心に鎧をかけないと傷ついちゃうと言うか。ザクッと言っちゃうので、ちょっとガードをしないと、という時はあります。
きなこ:不思議ですよねヨガの人と話す時のあの柔らかい感じは何でしょうね。逆にもし本当に「ボディメイクしたいんです!」という人がいたら、ヨガじゃないよねという風に思います。「腹筋割りたいんです!」という方がいらしたら、逆になんでヨガを選んだのという風に思います。違う手段を選んだ方がいいよと言う。
ごま:そうですよね。 目的が明確だったらそこに突っ走る方を選んだ方がいいかもしれないですよね。
きなこ:そういう意味でヨガの良さというのは、もっと全体的な。
ごま:どちらかというと、効果が出るのも長期戦だから、その早く短期的に効果を得たいと言うならば、ヨガじゃない方がいいかもしれないですよね。根本的な改善には、なると思うけれども。
きなこ:体質とか、生き方を良くする。
ごま:そうだと思います。私は実感してますねー。他のボディワーカーの方でちょっと似てるけどピラティスをやっている友達が話していたんですけれども、その子もヨガの考え方を理解している子なだから、オープンマインドな子なんですけれども、流派が違うピラティスのプライベートレッスンを受けてみた時に、「ここはこうして」「ここはこうして」ということを言ってくれて、明確だし、その指示もわかるんだけれども、それだけを伝えたいって言うんだったら、ボディワークっていう枠組みでしかないと思うけど。その本来の目的のヨガであったりとかピラティスだったら、 ピラティスさんの教えていたものというのを理解して伝えるなら、「ここの動きをこうしろ」という指示ではなくて、「この動きをなぜするか」ということを伝えて、動きをただ伝えるんじゃなくて、「その動きがなぜ生まれるのか」というのを、しっかりと自分の体で体現させる。この人が言うから右向け右ではなくて、こうするという動きをその人の体で実現させるみたいな。
きなこ:身体感覚っていうようなことかな?
ごま:表面的なことは誰でも言えるけれども、「 もっと中から内側の働きかけというものを大事にして伝えたいな」ということを言ってて、すごく共感できるなあと思ってたんですよね。粗雑な体の面から、ハタヨガでは入っていたりしますけれども、少しずつその中から体が意識できたら、少しずつ自分の心を客観的に見れてきたりとかもするんだろうから、 そういう部分も伝えられたらなあと、思ったりするんですけれどもね。
きなこ:そうですね、粗雑なね。まあ二頭筋を鍛えるだけだったら、ヨガじゃなくても良いわけですからね。
ごま:そう。私気になる記事があって。ハンドスタンドで有効な二の腕の使い方というのが書いてあったんですよ。ちょっと気になるじゃないですか。だから見てみたんですよ。ヨガのポーズで何か鍛えるのかなーと思ったら、普通にダンベル使って鍛えていて。プッシュアップみたいな。(笑)
きなこ:なるほど(笑)
ごま:じゃあ、本当にハンドスタンドをやりたいんですね。わかりました!というような。分かりますか?このムズムズ感。
きなこ:目的は何なんだろうみたいな。
ごま:じゃあポーズだけ取りたいのというような。
きなこ:それならアクロバット教室に行けばいいんじゃないのーというような。
ごま:逆立ちのプライベートレッスンを受ければ。
きなこ:体操選手とかにね。
ごま:おや?と思っちゃったんですよね。きなこさんが一番ヨガで変わったことは何ですか。
きなこ:何でしょうね。私、何が変わったとかあんまり認識してないんですけれども。
ごま:昔から、そんなにあっけらかんとした感じなんですか?性格。
きなこの名言「ヨガは幸せの自家製造機」
きなこ:そのような気がする。えー、分からない。過去にこだわらないから。と言うか忘れちゃうので。昔からこうだったような気がすると思うんですけれども、でも違うと思います。でも最近思ったのが、他の人と話して思ったんですけれども、「ヨガは幸せの自家製造機だな」とすごく思って。 私もそうだったと思うんですけれども、 外に外に幸せを求めちゃうと思うんですよ。これがなきゃダメとか、家族に対してもこうしてくれないから、私は幸せじゃない。とか、職場環境に対してもうこうじゃないから私は幸せじゃない。みたいなのがあって悩んでたりとかしたと思うんですけれども、 そういう風に人に幸せを求めることが少なくなってきた。もちろん今もを求めていると思うんですけれども、 例えば美味しいものを食べたい。とかもそうだと思うんですけれども、外に幸せを求めることが少なくなってきた。それで、 自分は「自分で幸せ」っていう製造機が心の中であってその製造機がヨガをやってからは他の人よりも強く働いているんじゃないのかなという風に感じますね
ごま:自家製造機いいですね。
きなこ:そう自家発電機!幸せの自家発電機。
ごま:シャバアーサナの時私がクラスを受けていて、シャバアーサナの時にふわっと床に体を預けてて、「あーなんか幸せ」と思って、「この時間とてもいいな」と思ったんですよね。 それで、その時の先生にそれをお伝えしたんですよね。「そうなの!幸せってね、自分の中にあるものなのよ!」という風に先生がとても感動してくれて、 「そうですよね、私もそう思いました、今。」という風になって。
きなこ:分かります。
ごま:それに気付いた時に、すごく嬉しかったです。
きなこ:それでやっぱりヨガ行ったり瞑想したりしてたら、 そのシャバーサナみたいな感覚になれる時間が日常生活の中で増えてくるんだな、というのがあって良かったなと思います。あとこれインストラクターをして変わったんですけれども、 あもヨガをして変わったのかもわからないですけれども、社交的になりましたね。
ごま:え?社交的じゃなかったんですか?
きなこ:じゃなかったですね。私はもっと芸術家ぶってたんで昔。多分
ごま:そう(芸術家)でしたね(笑)
きなこ:なので、例えばアルバイトとか仕事とか職場があっても、そこの人たちと一緒に飲みに行ったり、ご飯に行ったりするなんて、めんどくさくて絶対しませんでした。
ごま:意外。
きなこ:今もまあ、そういうのちょっとめんどくさいなーって思う時あるけれども。人と話したりとか、初対面の人と話したりとかすることが楽になりましたよね。インストラクター業だからだと思うんですけれども。
ごま:それは生徒さんじゃなくてもですか?
きなこ:そう生徒さんじゃなくても。
ごま:私、生徒さんだと、あんまりないんですけれども、初対面の人とかと喋るのまだ苦手なんですよね。1回話せばラクなんですけれども、自分に害を及ぼす人か、そうでない人かわかるじゃないですか。
きなこ:そんな人に害を及ぼされたことがあるんですか?
ごま:わかんないけど、 冷たくされたらちょっと傷ついちゃうから。
きなこ:そっか。
ごま:店員さんでも結構目を見て、 私は結構目を合わせたくないタイプなんですけれども 。
きなこ:そうなの?
ごま:できればね。あんまり関わりたくないという意味で、目を合わせたくないんですけれども、店員さんがわざわざ、私がこう下を向いて会計していたら「袋はどうします?」ってわざわざ目を合わせてくれた方がいらしたんですよね。その時はすごくいい人だと思って、「袋はいらないです」って目を見て、答えるんですけれども。逆に私が店員さんを見ていて、目を合わさずに「袋どうしますか。(ブスっと)」って言われた時とかはちょっと傷ついちゃうから。だからちょっと壁を設けると言うから。なのでそういう意味で初めて話す人とかは、生徒さんで来てくれた人とかは大丈夫だけれども、それ以外だとちょっとだけガードを張ってますね。
きなこ:でもそれは自然なことかもしれないですね、本当は。
ごま:でも、すごくオープンマインドな人とかが出てくると、すごくいい人だなって思ってしまう。わざわざ覗き込んで、私の顔を見るとか。
まだまだあるヨガでの変化
きなこ:そうだね。 ヨガをして変わったことかー。でも生徒さんとかは肩こりがなくなったとか、眠りが深くなったっていうのは最初の1、2ヶ月で言ってくれますよね。
ごま:あ、そうですよね身体的な変化。
きなこ:でも、今まで聞いた効果の中でタバコやめられたとか、夫婦仲が良くなったっていうのが一番嬉しかったですね!
ごま:ありましたね。
きなこ:ご夫婦で通ってたっていうのもあると思うんですけれども。あれはすごく嬉しかったです、私。
ごま:夫婦で来てくださるというのも少ないと言うか、そこまで多くないのであれですけれども。仲が悪かったというのを、私、知らなかったのでびっくりしました。
きなこ:嬉しいですよね。
ごま:(ご夫婦の)お子さんの名前聞きましたっけ?
きなこ:聞いてないです。
ごま:ヨガからとってゆいちゃんって言うんです。結ぶ。あ、ゆいちゃんじゃなくて、ゆうこちゃん。結ぶの子で結子ちゃん。
きなこ:いいですね。ヨガというサンスクリット語の意味「結ぶ」から取って。
ごま:そういってました。
きなこ:素敵ですね。
ごま:あと結構、妊娠したっていう方いらっしゃいますよね。
きなこ:私もそれ言おうと思ってました。妊活にね。妊娠して皆やめちゃったりするんですよね。休会したり。
ごま:健康の底上げみたいな効果はありますよね。全体的にまんべんなく体を動かすから、普通に筋力とかもつくし、「どこに」いっていうわけではなくて、全体的につく。血行も良くなるし、あと単純に、気持ち良いっていうことが生まれるから、「体が気持ち良い」って言うことを体感できるから、自然にやっちゃったりしますよね。なんか疲れたから伸びをしようみたいな。 固まっているまんまっていう方とか結構いらっしゃると思うんですけれども、いつのまにか旦那さんも伸びをするようになったりとか。それは嬉しいなって思いますね。本当に良い効果が多いなーって言う。私も最初は効果分からなかったんです。そのダイエットで痩せたっていうのはあるんですけれども、一番最初に強く思っていたのは「なんとなく良いなあ」なんですよね。
きなこ:何でしょうね、なんかその潜在的に効果を知っている、と言うか「なんか良いな」っていうのがヨガにはありますよね。
ごま:感覚的にいいなーっていう感じ。
きなこ:何でしょうねあれ。
ごま:何か機材を持ち込むわけではなくて、自分の体ひとつでやるっみたいな。
きなこ:やっぱり本質的な何かが、ヨガにはありそうな気がするんじゃないですかね。
ごま:体本来の使い方をするとか、大人になると体育の時間とかないから、動かさない。だから、改めてやるのが新鮮に感じたりするかもしれない。
きなこ:生理とかも良くなりましたね。 生理痛が緩和したりとか、生理期間が短くなったりとか。
ごま:いいですね。
きなこ:それでもだいぶ後でしたけれどね。始めてから。
自分の身体を意識するようになった!
ごま:ヨガを通してか、セルフメンテナンスに敏感になるというか。薬に頼らないようにしようかな、とか思っちゃいますよね。
きなこ:そうですよね。だから私もヨガやってるのに、なんでこんなに生理痛があるんだろう、と思って。私のヨガのやり方は間違っているのかもと思って。そういう体の不調を見逃さないと言うか、そういう風になっていきますよね。
ごま:前の回でも言ってましたけれども寒さに鈍感 とか。私、結構、鈍感だったと思うんですよ。ヨガを始める前。全然、無関心でした自分の体に。
きなこ:私もそうだったと思う。そう言われてみれば。
ごま:だから寒いのかどうかもわかっていない。でもお腹触ったら、絶対冷えているはずなんですよ。だけど、気にしない。 体の悲鳴に対しても気づかない。気づいても、そのあっためる方法とかが分からないから、気にもとめていなかったと思うんですよね。
きなこ:そういうもんだ、と諦めてしまったりとか。
ごま:いつか治るでしょうとか。最悪は病院に行こうとか。もっと優しい方法とか、自分で選択して判断して行こうとか。自分の体に責任を持とう、と思えるようになったかもしれないですね。大切にしようとか。
人生の流れや出会い
きなこ:効果を感じるとかヨガを始めて何が変わったということの中でも、この時に気づいたとか、この先生に出会ってよかったというのがあるんですよね。ヨガを始めて数年ですけれども、ヨガを始めた歴史を辿ってみると、ぽんぽんぽんといくつか大きな棟が立っているわけですよ。「あれに出会ったから良かった」みたいな。例えば、そのうちのひとつは10日間の瞑想の合宿に行ったというのは、かなり大きなイベントですね、私の中で。この先生に出会ったというのが3、4人いたりとかしますね。
ごま:それもやっぱり、必要な時に現れてきましたか。
きなこ:そうなんですよね、必要な時に現れてきましたね。
ごま:すごいですね。
きなこ:そう考えると、恋人とお別れしたとか、いいことがあったりとか、 いろいろあるんですけれど、その時に恋人とお別れしなかったら、その良さがわからなかった、みたいなのもあったりするんですよね。そう考えると、すべては良いように起こっているなーと思うんですよ!
ごま:たまに、こじつけちゃう時もありますけどね。
きなこ:大分私こじつけますけどね。だいたい私そういう風に見てしまうので。やっぱり、そうだったんだという風に後から。
ごま:きなこさんポジティブですからね。すごいポジティブ!
きなこ:この前も沖縄に行ったんですけれども、台風で行きたかった所に行けなかったんですよ。そうすると脳が「何だこれは、何のメッセージだ?代わりにこの旅行で何が起こるんだろう」と。
ごま:ドラマチック。(笑)
きなこ:ドラマチックでしょう。でも何か理由があって、私は離島に渡れないわけだから、何か本島でしなきゃいけないことがあるはずだということで、ちょっと探しちゃうんですけれども。
ごま:でもその自然の摂理と言うか、本島にいなくてはいけないという状況になったところで、「絶対に私はあっちに行きたかったのに!」と逆らうことは無駄な努力ですよね。その状況下でどうやって快適に過ごすか。
きなこ:ヨガのアーサナとは空間を作り安定しているものであるというのがありますけれども、やっぱり体だけではなくて、 自分の心の在り方とか世界との接し方みたいなところもスペースができて、安定感があるようになっていくなあというふうにジワジワと。急に悟った!とか変わった!っていうのではなくて、 じわじわとそうなっていく感じがしますね。
ごま:「そういうものなのかな」って。それが積み重なって、なんとなく形作られていくっていうのはありますよね。ちょっとずつちょっとずつ重なり合って、「こういうことかな」という。
きなこ:なかなか面白いですね。
ごま:また数年経ったら違う感想とかもあるかもしれないですね。これからも楽しみですね。
きなこ:旅の途中ですね。
ごま:じゃ今回はこんな感じにしましょうか。
ごま:今回話した内容はnoteというサイトでテキスト文字でも読むことができます。文字なので時間がないという方はサクサクサクッと読むことができたりとか、読んだよと言うコメントだとか、好きっていうイイね!ボタンみたいな機能がノートにはあるんですけれども、それを押していただけると励みになったりもします。もちろん気になったら購読してみていただいてもいいと思います。Twitter、 Facebook もやっていますのでyogatalk.jp で調べてみてください。フォローしてください!それでは今日も1日、素敵に過ごして下さい!
二人:ナマステ~
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トークを終えて
ごま:きっかけが「数字的に痩せられた」という明確な効果があったから、当時の私は、のめり込むことになったと思います。理想を言えば、何もせずに「心穏やかに、身体が健やかな状態」が保てればいいのですが、私の場合は、ヨガや瞑想で日々バランスを保てている、という状態です。時に、瞑想したことがない、興味もないという方なのに、海のように広い心を感じる方もいます。私は必要だったから、ヨガに出会えたんだなと、そして、より必要だったから、ヨガインストラクターという仕事を選んだんだろうなと、思います。カッコ良く言っちゃいました(笑)
きなこ:途中で話している、ヨガを最初にやった時に感じる「なんとなく良いなぁ」の話。自分とは何者だろう?という命題の答えとか、幸せは本当は自分の中にあるのではないだろうか?というようなことを、実は潜在的にみんな知っているんだと思っています。でも、いろいろなことがあって、見えなくなっている。すぐに見えなくなってしまう。でも最初にヨガをやった時もしくは、ヨガの話を聞いたりして、きっとみんな、その自己探求とか幸福の探求というテーマのとっかかりがそこにあるように頭ではなく心でキャッチするのではないでしょうか?なにか、魂レベルの癒しがあるような気がする、、という直観レベルで。それがみんなが感じる「なんとなく、良いなぁ」なのではないでしょうか?そんな、ロマンチックなことを考えつつ、理性の部分では、「ヨガの呼吸によって分泌されるセロトニンの影響だよ」なんていうことも思います(^^)
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