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定番から生まれる豊かさ

こんにちは!
Yoga peace~心を潤すヨガ~ヨガインストラクターの宮谷千夏です。

最近、定番って悪くないな、むしろいい♩って感じることがあったので書いてみます。

最近、というか近年、私は”定番”が心地いいと感じています。
子どものころや20代のころまでは”変化”が心地良かった気がします。
例えば、毎日違う洋服を着たいし、いろいろなコスメを試したい、色んなジャンルの音楽を聴きたいし、珍しい食べ物を食べたいと思ったり。
そんなことがわくわくの源であり、心地よいと感じていたような気がします。
今はというと、
気に入った洋服は色違いを買うし、化粧品は気に入ったものを定期購入、心地よいと感じる音楽だけを聴いていたいし、おふくろの味みたいな定番料理が好き。

この変化に気がついた時、私、年をとったってことなのかな?ってちょっとだけネガティブにとらえていた時もありました。
なんか、固定観念にしばられ始めちゃったのかな?みたいな。

でも、ヨガインストラクターになってきがついたことがあります。
変化することでは味わえない、”定番だからこそ得られる豊かさがある”と。

ヨガの教えでは八支則というものがあります。
ピラミッドのように、ヨガを習得するために”大切なことが8つ”示されています。
私は自分のヨガクラスの75分の間にこの8つの項目をすべて味わっていただけるような流れを作ることを意識してクラスを構成しています。
その中でも私が特に重要だと感じている時間は最後のシャバーサナの時間。しかばねのポーズともいわれていて、全身の力を抜きつつ、リラックスをする時間です。完全に寝てしまうのではなく、まどろみの状態を維持することが大切な時間です。
この時間のインストラクションは、いつも、ほぼ変えず、あえて同じにしています。”いつもの流れ”というものが存在すると、安心感が生まれ、集中力も高まり副交感神経を優位にし、自律神経を整えることにも繋がると感じています。そうすることでヨガをさらに味わうことにもつながっていると感じています。

定番もなかなかいいものですね♩

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