見出し画像

【ヨガ】呼吸が深まると寿命が伸びる

人生ほぼ折り返し地点でアシュタンガヨガに出会えたのは私にとって天から頂く贈り物のようなものだと感じています。

幼い頃から知らず知らずのうちについた心の習慣、体の習慣、長い海外生活、出産、育児、学位取得のための研究生活、長期に渡る執筆活動、ある意味これまで心と体を社会に合わせて生活して来た中で逃してきた「自分」に集中する知恵をもらいました。もちろん愛する家族を養い、それに見合わせた富や名誉も得ることができたわけですが。

「アシュタンガヨガは呼吸の修練である。」


アシュタンガヨガに出会って良かった一つが呼吸法です。横隔膜呼吸とも言われるウッチャイ呼吸で肺を広げられるようになりました。最初は60分の修練(プライマリーシリーズ)でも体力が枯渇していたのが1年近く経ってからは2時間の修練でも呼吸を保てるようになりました。
それが何を意味するか。

✔️自分の体と内面を見つめられるようになったこと。
✔️体の毒素を排出できるようになったこと。
✔️エネルギーを集められるようになったこと。

呼吸によって脳に十分な酸素が供給されるとストレスが減り、より活動的でエネルギーに満たされます。これが心臓と心の重荷を減らし、長寿に繋がります。

不安、仕事、期限、圧迫感、感情的な刺激、交通渋滞、、
ストレスを受けると人は本能的に、浅い心拍、不規則な呼吸、肺の活用が20%未満になります。
最近はLINEなどでコミュニケーションを取るようになり、メッセージを読んで書く時に人は呼吸を数秒間止めているそうです。

アシュタンガヨガの最初のビンヤサで治癒の熱が発生するので、修練中ずっと強く安定した呼吸を維持することで呼吸が拡張されます。そして最後の逆さのポーズ(シルシャーサナ)で全身に熱を送り体を浄化してしまうのでちょっとした病も改善されるというわけです。

ヨガ修練で生まれた生命エネルギー(プラナヤマ)は、体に入ってくる毒素を排出してくれます。

横隔膜呼吸

横隔膜呼吸(ウッチャイ呼吸)とアーサナの共生は強力な生命エネルギー(プラナヤマ)を作り出し、健康の問題を治癒します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?