髙地優吾の沼 ～いくつもの顔～

髙地くんの最大の魅力はその深く、底が見えない本質にあると思っている。

 SixTONESにハマりたての頃はスクール革命での姿しか知らなかったので、ストチューブを見てあまりにも雰囲気が違うのでとてもとてもとても驚いた。

 ストチューブも回によって雰囲気が違うし、放課後 GAMING LIFEではまた印象が変わる。テレビでのバラエティーも出演する番組ごとにキャラが違う。

『この人って本当はどんな人なんだろう』
そう思った時から髙地優吾の沼に足を踏み入れていたような気がする。

 スクール革命の髙地くんは「おバカだけど、とっても明るく元気な良い子」という印象だったけど、ストチューブを見ると意外に口が悪いしガラも悪い…？ でも自然体でよく笑ってて笑顔がめちゃくちゃ可愛い。皆からすごく構われてて愛されてるのがわかる。

 天然でおバカで、かわいいけどちょっと抜けてる頼りない人なのかと思ったら、温泉やキャンプのロケでは知識が豊富で仕切りもできるしっかり者。

 ストチューブではいじられ役になりがちだけど、みんなを見守るダディだったり、口が悪いハマ番だったり。ブログではこちゆごというゆるふわなほのぼのキャラだったり。
 本当に訳がわからなくて、引いてしまった時もある。でも、気になってしょうがない。
 完全にSixTONES箱推しだったはずなのに、気がつけば髙地くんばかり目で追っていた。そして知れば知るほど、髙地優吾の深い沼にはまっていく…

 グループの中では穏やかで、個性が強いメンバーの中で俯瞰して状況を見ている時もあれば、本当は誰より我が強くて気が短いのかな、と感じる時もある。細かいことを気にする几帳面さ、繊細さも持ち合わせているし、かと思えば仙人のように物事に動じず穏やかで、悟りを開いていそうな精神力もありそう。

 どんな人とも物おじしないで話せるコミュ強でガチ陽キャ。明るくて人懐こくて、彼がいると場の空気が和む。
 かと思えば、本人は１人が好きで飲み会も基本拒否。後輩との付き合いも苦手で、人に興味がないという。

 場面によっての印象があまりに違うので、実はすごく計算高い頭脳派で、場面ごとに他の人格になりきって演技してるのかな？と思ったり、実は心を病んでいて解離性同一性障害のような多重人格者になったのかと心配したこともある。

 今もどんな人なのかわからないけれど、おそらく演技をしてるのではなく結局どれも本当の髙地くんなんだと思うようになった。
 いろいろな顔を持つ。それが彼の最大の魅力なんだろう。

でも、私より長く髙地担をしている友人にこの話をしたら、キョトンとした顔で
「普通にかっこいいから好きなんだけど…」と言われてしまった。
 どうやら彼の多面性に惹かれるファンばかりじゃないらしい。
 いろんな面があるだけに「カッコいいから」「可愛いから」「ハマ番なところ」「ダディだから」「歌声」「色気」「黄色い犬が好き」「こちゆごに癒される」等々
 好きになる理由も人それぞれで、彼の多面性には特に惹かれず、気がつかない人さえもいるのかもしれない。
 それもまた髙地優吾。
 どの方向からハマっても魅力的で、沼が深い。