実は書き溜めていた乱文たち

宗教団体みたいなはじまり方をする清廉なアイドルソング

居場所のないわたしと家のないあなた

まっとうな男の条件のひとつとして女を金で買わないことが挙げられるのなら、まっとうな女は性を金で売らない

赤信号を渡るくせに、くたばれと通行人に怒鳴られると驚く、信号無視のババチャリ

父はトイレに篭って宮本輝を読んでいた。
母はトイレに置かれた小説を嫌がった。

麻雀の白牌をパイパンと呼ぶ父

サボテンをからし、マルジェラをカビさせる娘。

手紙の返事をマッチングアプリ上で送付してしまう男のどの部分に運命を見出していたのだろうか。

「私が目の前の彼女を信じられないだけえなく、アプリを通じて女性と出会おうとしている私自身が、性の商品化を推し進めているように思えて、後ろめたく感じてしまうのだ。」
考えすぎだろう。ただの女嫌いの女体好きだ。
と思ったが、こうやって簡単に他人の思考に言及し、レッテルを貼ることは稚拙な行いなのではないだろうか。

人生を転換させるような出来事には痛みが伴う。
されどその痛みは性器の痛みではなくて良い。

ネイルチップが落ちている産婦人科の待合室、白町外の光を模したオーバル型の爪でオナニーをするのだろうか。


生殖を目的としない性行為は全て倒錯である。
倒錯
 1. 逆になる、または逆にすること。ひっくり返ること。ひっくり返すこと。
 2. 本能や感情、徳性の異常により、社会、道徳にそむく行動をすること。

では、徳性とは?





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