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まおの幸せ episode06

茉央:○○くん遅いなぁ…何かあったんやろか?

寒空の下、茉央は○○を待っていた。講義終わりの○○とデートなのだが、なかなか○○が来ない

茉央:心配やわ…

その頃、○○は待ち合わせ場所に向かっていたが、何とか到着した

○○:よりによって講義が長引くとは…茉央に謝らないとだな

午後5時の駅前に到着した○○は茉央を探す

茉央:あ…!○○くん!こっちやで〜

○○を見つけた茉央は手を大きく振り、○○にアピールする。それに気づいた○○は茉央の元に走って向かった

○○:ごめん…!お待たせ…

茉央:待ちくたびれたわ…笑

○○:講義が長引いてしまって、ホントにスマン

茉央:罰として、まおに色々買ってな?

○○:何でも言いなよ

茉央:ほな、行くで〜!

○○と手を繋いで駅前から歩き出した

茉央:まお、お腹すいた〜

○○:じゃ食事でも行きますか

○○は内緒で予約していたレストランに茉央を連れて行った

店員:いらっしゃいませ…ご予約の方でいらっしゃいますか?

○○:予約した中西です

店員:中西様、この度は当店をご予約していただき誠にありがとうございます。早速お席にご案内させていただきます

店員に案内された席は店の中央にある席。席に2人を座らせ、ワイングラスにワインを注ぎ終えると席を離れた

茉央:高そうなお店やな💦

○○:せっかくだからと思って予約したんだけど…どう?気に入った?

茉央:ええ雰囲気のお店ってのは分かるで?でも…料理とかまだやし…

○○:コース料理だからゆっくりなのよ

茉央:それまで待っとくわ

2人がワイングラスを持ち乾杯している所に前菜が運ばれてくる

○○:食べよっか

茉央:うん

運ばれてきた前菜を食べ始める。高級店だけあって、味は一級品だ

茉央:うまいおき~

○○:めちゃくちゃ美味いな、これ

茉央:お酒も美味しいし、さすが高級店やわ

○○:魚が美味しいって評判の店でさ、茉央を連れてきたかったんだよ

茉央:でも…こんなに高いお店どうやって予約したん?

○○:俺が働いてる鮮魚店の大将がここのオーナーと知り合いみたいで、話をしておいてくれたのさ

茉央:大将さんにお礼言いに行かなアカンね

○○:だな

豪華な食事を終えた2人は海辺の公園にやってきていた

茉央:綺麗な景色…

○○:波の音とか潮風も心地よいね

茉央:なぁ…○○くん

○○:どうしたの?

茉央:好きやで

○○:俺も好きだよ

夜の海辺で向かい合い口付けをする。口付けをする2人を満月の光が照らしていた

𝑭𝒊𝒏.

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