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お守りは絆創膏 8話

〇〇の家に泊まることになった咲月は彩に連れられ、〇〇と一緒にリビングへ向かうと〇〇の両親が待っていた

母:こんにちは、咲月ちゃん。〇〇の母です

咲月:こ…こんにちは!菅原咲月です

父:いつも息子がお世話になってます

咲月:あ…いえいえ!こちらこそ…

〇〇:咲月、緊張しなくて大丈夫だ笑 親父も母さんも緊張しててあんな風になってるだけだ笑

彩:もう〜お父さんとお母さんってば固くなりすぎ!

父:無茶言うなよ笑 初対面の子だぜ?緊張するなって方が無理だろ

彩:こういう時に小心者なってどうするの!

〇〇:彩がコミュ力高いんだよ笑

咲月:えっと…今日はよろしくお願いします!

父:こちらこそだよ、咲月さん

緊張が解けた両親と咲月の3人に〇〇と彩を加えた5人で夕食を食べる事に

母:簡単なものでゴメンなさいね?

咲月:いえいえ!手作りしていただけるだけでありがたいです

母:そう言ってくれるなんて本当に咲月ちゃんはいい子ね〜

〇〇:だろ〜

彩:お兄ちゃんがドヤってどうするの笑

〇〇:そりゃ俺の彼女だからに決まってんだろ笑

咲月:〇〇ってば恥ずかしいよ///

〇〇:良いじゃねぇか笑 そうやってすぐ照れる咲月も俺は好きだしな笑

母:〇〇、これからも咲月ちゃんを大切にね?

〇〇:あったりめぇだろ笑

咲月:っ…///

夕食を食べ終えた2人は部屋で談笑をしていた

咲月:ねぇ///

〇〇:ん〜?

咲月:さっきの話ホント?

〇〇:さっきの話って?

咲月:だから…その///私を大切にしてくれるって

〇〇:あぁ…その事か

小さくそう呟いた〇〇は咲月の前に腰を下ろし彼女の頬にそっと手を添えキスをした

咲月:〇〇っ…///

〇〇:これで分かったろ?咲月を大切にするって

咲月:うん…///

不意打ちでキスをされたので咲月は恥ずかしさで顔が真っ赤になっていた

〇〇:何で赤くなってんだよ

咲月:だって…!〇〇が急にキスするから

〇〇:俺からキスしろって言ったのは咲月だぜ?

咲月:そうだけど不意打ちはズルいもん//

〇〇:すまねぇ笑

咲月:別に謝らなくていいって笑 ただ恥ずかしいから不意打ちは絶対ダメだから!

〇〇:分かった分かった笑

そうは言いつつもどこか嬉しそうな咲月をニヤニヤしながら見つめていると、扉越しに彩が呼んでくる

彩:お兄ちゃん、お風呂沸いたから入ってきて

〇〇:おう、分かった

そう言ってから準備をして部屋を出ようとすると咲月に手を掴まれる

咲月:わ…私も一緒に入る!

〇〇:いいのかよ…俺らカップルだけどまだそういう関係じゃないのに

咲月:いいの…///いつか入りたいと思ってたから

顔を真っ赤にして俯きながら話す咲月の手を引き、一緒に風呂場へ

咲月:恥ずかしいから後から入るね…心の決心がついたら行くから

〇〇:おう…先入ってるぞ

5分後風呂場の扉がゆっくり開き、タオル姿の咲月が入ってきた

咲月:お待たせ…

〇〇:まぁ…入れよ

咲月:うん///

チャポン…

〇〇:なぁ咲月…

咲月:な…なぁに?

〇〇:風呂上がった後…大人の階段登らないか?

咲月:それって…つまり…そういう事だよね?

照れながらも何かを察した咲月は顔を真っ赤にしており、まるで茹でダコのようだった…

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹

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