見出し画像

第1話 平和のために

時は2023年…地球は怪獣災害に見舞われていた。そんな怪獣たちに立ち向かうため、N46という防衛チームが作られた。

祐希:パトロールも兼ねてお出かけ〜

彼女の名は与田祐希。N46の工作員で調査任務を主とする。

〇〇:おい、気抜くなよ?

彼の名は〇〇。N46唯一の男性隊員であり、メカニックに優れている。地球を守るためにやって来たウルトラ戦士と融合している。

祐希:わかってるよ〜

〇〇:ホントに分かってんのかよ…

祐希のマイペースぶりに呆れていると通信機から音が鳴り響く

〇〇:はい、こちら〇〇

美月:〇〇、与田急いで!ゼットンが暴れてるの!

祐希:ええっ!すぐ行く

基地へ戻ると、隊長を務める七瀬から指示が飛ぶ

七瀬:ゼットンは強敵やけど頑張って食い止めるで!

全員:はい!

その場にいた全員が返事をし、街へ向かうとゼットンが破壊活動を行っていた

ドカーン!ブォォォォンと崩落するビルや建物

宇宙恐竜ゼットン

美月:酷い…

史緒里:すぐに止めさせないと!

武器を構える美月と史緒里を〇〇は静止する

〇〇:ヤツに俺らの兵器は効かねぇよ、ゼットンを甘くみすぎだぜ

史緒里:でも!このままじゃ街が!

〇〇:みんなは街よりも市民を守る事を優先するんだ、ゼットンは俺が食い止める

和:り、了解!

仲間の皆がその場を去ったことを確認してからこう言い放つ〇〇

〇〇:好き勝手しやがって…行くぞ!

右手にブレスレットが現れ、腰に着けていたキーホルダーを右手で握る。

〇〇:光の勇者、タイガ!バディ…ゴー!

右手を高く掲げると〇〇はウルトラマンに変身した

タイガ:シュワァ!

タイガはゼットンの前に降り立ち、大地を揺らす

咲月:あ、ウルトラマン!

さくら:今のうちに街の人たちを!

タイガとゼットンの戦闘が始まった

ゼットン:ゼットン…プロロロ

タイガ:タアッ!

タイガはゼットンに飛び蹴りを食らわすが大してダメージを受けていない

タイガはゼットンに隙を付かれ、押さえつけられてしまった

ゼットンの猛攻に怯まず反撃をするタイガ

業を煮やしたゼットンは光弾を連射する。チュドドドーンと大爆発が起こり、タイガは炎に包まれる

飛鳥:この人で最後だよ!

レイ:了解です!

真佑:あぁっ…ウルトラマンが!

真佑が指さした方を見るとタイガが地面に倒れ、腹を押さえている

トドメと言わんばかりにゼットンは波状光線をタイガに発射する。

さくら:危ない!!

遥香:避けて!ウルトラマン!

声援を受け立ち上がったタイガは炎をまとい、ゼットンに向かって走りゼットンは爆発。直後にタイガが爆風の中から光の粒子をまといながら現れ、粒子が消えると大空へ飛び立って行った

飛鳥:勝ったみたいね

美月:やった!

史緒里:ありがとう!ウルトラマン!

N46のメンバーがタイガを見送り終わると同時に〇〇がやって来る

〇〇:ウルトラマンか…俺の憧れだ

美月:あっ!〇〇!今までサボってたなぁ〜?

史緒里:もう!ウルトラマンが居なかったら大変な事になってたんだよ?

〇〇:悪い、悪い

飛鳥:私たちの仕事は終わり!さぁ帰ろ!

N46のメンバー達は基地に帰還していった

〜完〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?