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クラスのお金持ち一軍女子が彼女になって一緒に暮らすことになりました 3話

璃果さんと付き合って数日、お互いに色々な事を知ることができた。璃果さんが料理苦手だったり、実は甘えたがりな一面がある事を知れたり、僕が生き物好きだったり料理上手という一面を璃果さんに知ってもらえたりした。2人での生活も慣れてきたとあるお休みの日、ソファに座る僕の隣に璃果さんが座ってきた

〇〇:璃果さん…どうしたの?

璃果:〇〇、デート行こうよ

〇〇:デート?良いけど、急だね笑

璃果:だってせっかくのお休みなんだもん…

〇〇:わかった、行こう

僕が承諾すると璃果さんが目をキラキラさせる

璃果:すぐに支度してくるから待っててね

璃果さんはそう言うと奥の部屋へ入っていった

〇〇:僕も準備しなきゃ

手早く身支度を整え、璃果さんを待っていると奥の部屋から璃果さんが出てくる

璃果:お待たせ…久しぶりにオシャレしたけど、どうかな?

部屋から出てきた璃果さんは前髪を流しカチューシャを身につけ、高そうな服を着ていた

〇〇:すごく似合ってるよ

璃果:ありがと。〇〇も似合ってるよ

〇〇:じゃあ行こうか

外へ出て僕たちはデートを開始した。家を出た途端、璃果さんの甘えたがりが発動する

璃果:手…繋いで欲しい

〇〇:良いよ

ギュッ

璃果さんと手を繋いで歩き出してから、数十分目的地である大型モールに到着した。休みということもあり、モール内は多くの人で賑わっていた

〇〇:人多いなぁ

璃果:〇〇人混み苦手だよね

〇〇:バレてたんだ…笑

璃果:もちろん笑 私は〇〇の彼女だからね

〇〇:おみそれしました

璃果:モールに来たし、何か買おっか!洋服とか見たいんだよね

〇〇:うん、気が済むまで見よう

僕たちはモール内にある1番近い洋服屋に入った。周りは女性ばかりでとても緊張していると、それを汲み取った璃果さんが声をかけてくれる

璃果:ねぇねぇ、このニットとカーディガンならどっちが似合うかな?

〇〇:璃果さんならニットが似合うかも

璃果:じゃあコレ買う!〇〇が選んでくれたやつ

〇〇:僕が買ってあげるよ、プレゼントさせて

璃果:〇〇…いいの?

〇〇:うん…これくらいしかプレゼントできないけど

璃果:じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうかな

僕は璃果さんから洋服を預かり、レジで支払いを済ませた

〇〇:璃果さんお待たせ!はい、コレ

璃果:ありがと!

洋服の入った袋を渡すと璃果さんは笑顔で袋を受け取った

璃果:〇〇にもプレゼントしなくちゃね

チュッ

璃果さんは歩き出そうとした僕の口にキスをしてきた。いきなりの事で僕は固まってしまった

〇〇:璃果…さん

璃果:私からはキスのプレゼント…/// 

璃果:気に入ってくれた…?

〇〇:びっくりしたよ…///

璃果:自分からしておいてなんだけどすっごい恥ずかしい…

〇〇:僕も恥ずかしかったけど嬉しい気持ちでもあるよ

璃果:どういう事?

〇〇:それだけ璃果さんが僕の事を好きでいてくれるって事が分かるから

璃果:なら良かった…///

僕たちは歩き始めたが恥ずかしさからか、口数が少ないままレストランへ入った

〇〇:何食べる?

璃果:えっと…パスタかな…

璃果さんはまだ恥ずかしいのか、言葉少なで返事をしてくれる

〇〇:僕もパスタにするよ!一緒のでいいかな?

璃果:うん…お願い!

店員を呼びパスタとセットでドリンクバーの注文を済ませ、ドリンクバーに行く前に璃果さんに飲みたい飲み物を聞いた

〇〇:璃果さんは何飲みたい?

璃果:コーヒーがいいな!温かいやつ

〇〇:おっけ〜

ドリンクバーでグラスとカップを手に持ち、グラスにはコーラを注ぎ、カップにはコーヒーを注ぎ席へ戻った

〇〇:お待たせ

璃果:ありがと〜

璃果:このコーヒー私がよく飲むモカの匂いだ

〇〇:璃果さんモカ好きだから…

璃果:覚えててくれたの?

〇〇:当たり前じゃない、好きな人の好みくらい覚えてるよ

璃果:〇〇のそういう所好き!

〇〇:ありがとう

この後2人で映画を見たり、また洋服を見たりして過ごし、楽しい時間はあっという間に過ぎて行き…

璃果:今日は楽しかったね

〇〇:うん、すごく楽しかったよ

璃果:またデートしようね!

そう言って笑う彼女に微笑みを返すのだった

……To be continued

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