日常 #2

週末…〇〇は七瀬とデートのため、待ち合わせ場所に向かっていた

〇〇:寝坊するなんて…100%七瀬に怒られる💦

急いで待ち合わせに向かうこと30分。待ち合わせ場所の駅に到着した

〇〇:七瀬！お…お待たせ…

七瀬:何してたん…？約束は30分前やんな？

〇〇:大変お恥ずかしいんだが…寝坊したんだ

七瀬:はぁ！？

〇〇:す…すまん

七瀬:許さへんっ！

〇〇:そ…そんな

七瀬:罰として、ななが欲しいものとか買ってもらったりしてもらうで〜！そしたら許したる

〇〇:お…う(遥香が多めに金持たしてくれて助かった…)

七瀬:はよ行くで？誰かさんのせいで遅れた遅れ取り戻さなやし

〇〇:マジですまん…

七瀬:ええよ、これから取り戻せば

〇〇:分かった

七瀬:なら…ん！

〇〇:あぁ、はい

デートの時は手を繋ぐ。これが2人のルールだが、七瀬から手を繋ぐ事はほとんどなく、〇〇から繋ぐようにしている

七瀬:ふふっ…〇〇の手ぇ温かいな

〇〇:走ってきたからじゃない？

七瀬:理由はどうあれデート開始やで！

元気な七瀬に手を引かれデートが始まった

ー洋服屋ー

七瀬:なぁなぁ、この服とこの服どっちが似合うと思う？

〇〇:俺的には左の方が似合うと思う

七瀬:なら左の方にするわ！〇〇会計よろしく！

〇〇:分かったっての笑

ー買い物終了後ー

七瀬:んふふ///

〇〇:何ニヤニヤしてんだよ笑

七瀬:こうやって〇〇と過ごすのが楽しいねん

〇〇:へぇ…

七瀬:ん？〇〇は嬉しくないんか？

〇〇:いや…嬉しいけどさ、周りの視線が妙に刺さるのはなんでだ？

七瀬:周りの人達も羨ましいって思ってるんちゃう？ななと〇〇がラブラブで

〇〇:ほんとかよw

明らかに七瀬がくっつき過ぎなのが原因だろと思いつつも七瀬の機嫌を損ねないように黙ることにした

ーペットショップー

七瀬:わぁ〜！あ、あの猫ちゃん可愛ええな〜

〇〇:七瀬の家ってマンションだから飼えないんだっけか

七瀬:ななもペット飼いたいのになぁ…そや。確か〇〇ペット飼ってるって言うてたよな？

〇〇:居たけど死んじまった

七瀬:そうなんや…変な事聞いてごめんな？

〇〇:別に良いさ。知らなかったんだしな

店を出てしばらくの間沈黙が続いたが七瀬が口を開いた

七瀬:〇〇…ホンマは悲しいんやろ？

〇〇:何でそう思うんだよ

七瀬:遥香ちゃんから〇〇は悲しい事があると髪の毛を触るって聞いてたからやで

〇〇:余計なこと言いやがって…

七瀬:ええ子よなぁ遥香ちゃんって

〇〇:死んだ母さんに似てしっかりしてるしな

七瀬:ふふっ

〇〇:何笑ってんだよ

七瀬:何やかんや遥香ちゃんの事好きなんやなぁって思ったんよ

〇〇:たった1人の妹だしな

七瀬:ななは遥香ちゃんと同じ妹って立場やから分かるけど…遥香ちゃん〇〇の事大好きやで

〇〇:そうか…

どことなく嬉しそうな顔をする〇〇だった

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹