“天然のエアコン“ johaについて
こんにちは。
Instagramの投稿には少しずつご紹介をしていましたが、今日はjohaのwool socksについて沢山語らせていただきます。yockaでもの選びをされるお客さまは背景を知り納得されてご購入されるかたも多いため、時おりこのような内容もお届けしようと思っています。
johaとは・・・
joha(ヨハ)は1963年にデンマークで誕生し、小さなテーラーが子供向けのウール肌着を作ったことからスタートしました。50年以上の歴史がある老舗のブランドは、スカンジナビアでは誰もが一度は袖を通すと言われているほど。インナーがメインのjohaの中で、yockaはsocksをお取り扱いしています。
ウールの特徴
ウールは“暖かい素材“、ということが一番のイメージでしょうか。ウールは化学繊維にはない、呼吸をする糸。体温に合わせて保温、吸水効果を発揮し常に一番ベストな状態を保ってくれます。良質であればあるほど、その効果は生きているかのよう。天然のエアコンとも呼ばれるウールは、実は夏にも使用してほしい素材なのですよ。
ウールはチクチクする?
一般的に言われる「ウールはチクチクする」というのは、ウールだからチクチクするのではなく、太い繊維の端が肌を刺すために感じるもの。コットンなどに比べて、ウールは糸が太いためそのような感覚があるのかもしれません。
チクチク感は、おおむね30ミクロンより太い繊維を5%以上含むと発生しやすくなると言われています。johaは良質なメリノウールのなかでも最高級の18-19ミクロンという細い繊維を指標としており、不快感は軽減されているのです。
よく驚かれるのは価格。良質な肌ざわりでありながら1足2090円という設定ができるのは、johaの創立以来長きにわたる老舗のニット工場との関わりと、北欧を中心とした大量生産の展開によるもの。日本で同じ靴下を作ろうとしたら、倍以上の価格はしてしまうかもしれません・・・
そしてjohaを語るうえで最も嬉しいポイントは、洗濯機で丸洗いできるということ。裏がえして洗濯ネットに入れていただき、干す際に形を整えシワを伸ばして干していただければ大丈夫です。なお、お洗濯後は少し身幅の目が詰まりますが、履いていただければ元通り馴染みますのでご安心くださいね。
本物の繊維に記されるシンボルマーク
johaは全ての製品に環境の配慮を第一としており、エコテックスの認証を受けています。Oeko-Texスタンダード100は、テキスタイル商品対象の世界共通の試験・認証・認可システムで、商品に有害物質が含まれていないことを保証するもの。
そして、ザ・ウールマーク・カンパニーが定める「品質を証明するシンボルマーク」このマークがついていれば、素材性能・縫製などの厳しい品質基準に合格した製品であることを意味します。
現在yockaでは、10カラー以上のソックスをお取り扱いしています。次回の入荷は12月末。デンマークから届くため、追加もお日にちがかかります。johaが好きなかたは毎年カラーを増やすことを楽しまれていたりも。ぜひウールで足もとを快適に、過ごされてみてくださいね。
それではまた土曜日に!yockaのノナカでした。
一部画像・内容抜粋:UNIT