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ネガとポジは反転するのさ

昨夜は、京都は西院・ネガポジへ。

kiss the gamblerが東京からやってきた。去年は、kiss the gamblerを見に東京へ2回行った。京都に来るってんだから見に行かないワケがなく。

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ネガポジといえば、前に入っていたライヴハウス「ウーララ」を思い出す。
社会人1年目に三輪ちゃん(三輪暁彦)のバンド「アストロボギー・アンド・ザ・スパンコールアスパラガス」のライヴを友人誘って見に行った。もちろん友達たちはあの日の出演者を誰も知らなかった。

あの日の一組の出演者が

「ミラーボール回してぇや」

と、ねだって回ったミラーボール。
初めてミラーボールが回るのを見たのはウーララだった。まだ、ライヴハウス通いをして間もない自分はとてもワクワクしたのをよく覚えている。
ライヴハウス飯を初めて食べたのも「ウーララ」だった。ウーララライスというバターライスみたいなやつ。めちゃくちゃ美味しかった。今も尚、食べたくなる。移転したウーララにはあるのだろうか。

ネガポジとなっても、中の雰囲気はそのままにネガポジもご飯が美味しいライヴハウスとなった。

初めてウーララに誘って行ったあの日と同じように、友達はkiss the gambler始め出演者を誰も知らなかったが、kiss the gamblerを見て欲しいが為に友人達を誘って行った。

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対バンの面々もkiss the gamblerの知り合いが多かったからかホームの様にリラックスしていた(ように見えた)とても良かったし、曲もキャラも友達に好評だった。

昨夜のネガポジは満員パンパンだった。
各所で再会を楽しみ話し込み、酒を飲み、タバコを吸い、音が流れればそれぞれに音に乗り。あの頃やコロナ禍以前のライヴハウスのそれの雰囲気と変わりなかった。

違ったのは声を出せないことくらい。

1組目から自分はずっとステージに釘付けだったが、ふと見上げた斜め上で回っていたミラーボールの頼もしさと妖艶さに息を飲んだ。
ネガとポジの一瞬の反転の繰り返し。
あの頃見た時より、確実にキラキラしてドキドキした。

出演者に言われなくても回ったミラーボール。

ずっとその反転を見続けたいと思わせてくれた夜だった。

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(日記タイトルはkiss the gambler「できそこないの世界で」より引用)

kiss the gambler 1stアルバム「黙想」trailer&解説https://youtu.be/zKqvolMG064

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