多様性を大切にしすぎると、多様性を受け入れられなくなる。
最近、多様性があることがいいことのような流れになってますよね。
僕自身も、この多様性という言葉を多発していた時期がありました。
でも、この多様性って、なんなんでしょうね。
Wikipedia先生によると、
多様性(たようせい)とは、幅広く性質の異なる群が存在すること。性質に類似性のある群が形成される点が特徴で、単純に「いろいろある」こととは異なる。
うん。なるほど。
で、僕なりの解釈は、、、
本質的な価値観のもとに、様々な思想や考え方、知識や経験も持った方が集まり、大きなうねりを作り出すことなのかなーと考えてます。
これ、企業や組織とはだいたいそうだと思うんですよね。
ただ、企業や組織の場合、ビジネスだからある程度は型にハマる必要があると思うんです。
文化とか、スタイルとか、ブランドイメージとか。
それが強みだったりもすると思うので、多様性とブランドって関係が難しそうですね。
でも、例えばコミュニティとかサロンとかは、ちゃんと多様性が保たれてると思うんです。
それは、リーダーがいないから。
それぞれが目的を持っていて、その中で役割を見つけて、それぞれの意思で動くから、個性が活きていて、
それこそ言わなくても多様性を認めあう集まりになってるんじゃないかと。
イメージで表すと、箱の中なのか、お皿の上なのか、って感覚。(わかりにくいかな?)
箱が企業や組織、お皿がコミュニティやサロン。
つまり、閉じちゃうか、閉じてないかで、この多様性の活かし方が変わってくるのではないかという仮説です。
さらに、多様性って言葉に縛られすぎると、逆に多様性がなくなってくるし、
多様性!多様性!と言いつつも、その多様性を受け入れられなかったり。
では、多様性とどう向き合えばいいのか。。。
僕なりの答えとしては、
多様性という言葉に縛られないこと。
多様性はゴールでも、最適解でもなく、雰囲気が作ってくれるもの。
西粟倉村のすごいところは、役場の方々(自治体)が、この雰囲気づくりがとっても上手なこと。
それに、役場は閉じてないんですよね。きっと。
だから、人が集まるんだろうな。
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