起業に失敗した男の復活に至るまでの備忘録

2023年6月から2024年5月の閉業に至るまでを参考事例として、どこにも書かれていな…

起業に失敗した男の復活に至るまでの備忘録

2023年6月から2024年5月の閉業に至るまでを参考事例として、どこにも書かれていない、誰も書かない、誰も言わない(←何故なんだろう?)“起業の真実”や、経営失敗を振り返った正しい道をお伝えしていきます。

最近の記事

【起業のためのマインドセット】世の中は至ってシンプル

紙からインターネットが出現して、パンデミックが起こり業種(特にIT系)によってはリモートワークが浸透化してきた。 それに合わせるかのように様々な職種・ポジションも発生して今まで聞いたことのないような業務内容の呼称も産まれた。 たとえば「ナーチャリング」。ご存知だろうか? 恥ずかしながら私は二年前まで知らなかった。 なにかというと、電話営業で例えるなら、アポを一件取りました~Zoomで商談をしました~すぐに決済には至らず二、三回の商談ステップを追加することにしました。その

    • 優劣なんかカンケーない。環境がすべて

      私も甘かった。 前職は介護事業会社のマネジメント職で年収で言うと約600万円をもらっていた。 自ら現場にも入るプレイングマネジャーとして、約250人近い常勤、非常勤スタッフの勤怠をはじめ現場の采配などを行っていた。 周りのステークホルダーや部下からは「上の人」と見られチヤホヤされ、尊敬もされて鼻高々になっていたんだね。現場に新入社員教育や資格取得授業の講師も毎週一日担当していたし、いま振り返ると自分なら何やっても出来るとカン違いして起業しちゃったんだよね・・・“環境”を

      • 【起業】戦術戦略はハズれる。動いて軌道修正せよ。

        事業を開始後、売上目標や戦略、戦術などを月単位、年単位で作成すると思います。 こういうこと本でもよく書いてますでしょ。 しかしながら、今の私から言わせれば「時間と金のムダ」とハッキリ言える。コンサルが食うためにやってるのじゃないかとさえ疑ってしまう。 数値目標を立てて、マーケティング(集客)を行ってもその「ヨミ」がハズれたらどうなるものか。 大体ハズれる。営業の世界で言っても、大手企業ですら営業のやり方が分からず「手探り」状態の実情なのだ。 そこに盤石な黄金律などな

        • 【起業】やりたいことよりも売れるもの

          起業は「やりたいこと」で選ぶと失敗する。 これが実際に起業してみての結論だ。 起業をするうえでよくある 「やりたいことを紙にリストアップしろ」 「得意なことを◯個リストアップしろ」 これらはなんにも意味をなさないことがわかる。 そう、まったく客受けしないのだ。 私の例で例えるなら、 「営業代行をリモートで(テレアポ)で月50万円で請け負いたい。」 一人の社員を雇う金額でプロの営業パーソンを雇いませんかとの算弾だ。 これで営業を掛ける。 するとどうなったか??

        【起業のためのマインドセット】世の中は至ってシンプル

          【起業】日本政策金融公庫の新創業融資の真実

          みなさん、起業の資金調達を考えるときに「どこで資金調達をしようか」と考えたことありますよね。 そんなときに真っ先に浮かぶのが日本政策金融公庫の新創業融資か東京信用保証協会でしょう。 なぜかというと、ほとんどのブログやWEBサイトの紹介記事に「多くの人はここで借りている」的なことが書かれているほど浸透してるからだと思います。 しかし、実際に申請してみると分かることだが、「お客さんがいない状態(見込みがまだない)」のゼロイチ状態だとまずハネられます。 私は二度行って断られ

          【起業】日本政策金融公庫の新創業融資の真実

          【起業】「なにをやるか」よりも大事なこと

          私は事業をやって文無しになった。いや、正確に言えば所持金20円。国が融資してくれない、そうなると消費者金融で借りまくり、事業を存続させるためにありとあらゆる現金化もやってきた。 ガスと水道が止められた。 何年も会っていない友人や親戚の叔父にまで頼った。 人間ここまでくるとどうなるか? 事業うんぬんの問題どころでなく生命の危機さえ覚えるようになる。 そして、本業の営業代行業を捨てて外に働きに出ることを考える。正規雇用の就職だと末締め翌末払いだから、貯蓄ゼロの私には到底ム

          【起業】「なにをやるか」よりも大事なこと

          成功法則本やビジネス本で成功しないワケ

          成功法則本やビジネス本なんか読んでも成功しないですよ。 その証拠にアナタ、どんどん新冊リピしてるでしょ?? なんでか? 答えはカンタン その著者が成功したステージ(レベル)とあなたは違うし、考え方もおかれた環境も違うから。 たとえば、成功した金持ちは社会貢献になるようなことをしろという。 ところが私たち成功したい庶民の要望は、社会貢献よりも「どうやったらお金を稼げるか」だけなんですよ。 温度差が決定的に違うワケ。等身大になってくれてないから納得はするけど、もう憧れ

          成功法則本やビジネス本で成功しないワケ

          起業の本当の真実

          起業に関してよく聞くフレーズってありませんか?? 「早く退職して起業したほうがいい」 「わずらわしい人間関係は捨てる」 「好きなことで食べていこう」 「早めにやらなきゃ損」 「会社員は支配される側」 「得意な分野で起業しよう」 「儲けるなら〜」 「◯年で◯倍に〜」 「ワクワクしたゴール設定」 「起業には国民生活金融公庫の創業融資」 どうですか?ビジネス本や起業系動画で耳にタコが出来るくらい聞いてるでしょ?笑 そしてこれを聞いたあなたは少なくとも一度は「怪しいなあ」と思わ