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取り崩すタイミングがわかりませんの話

お金の貯め方がわかりません、

お金の増やし方がわかりません、

投資の仕方がわかりません、

の質問もさることながら、


実はお金の取り崩し方が分かりません。

で、悩まれている方も多いです。


つい先日も老後資金は心配ない位には貯めたけれども(羨ましい)、
どうやって取り崩ししたらいいのかわからないと言うご相談を受けました。


節約するところは節約し、
楽しむところは楽しんで(若い人を連れておいしいものを食べに行ったり)、

税金や社会制度の仕組みや投資の勉強もして、充分な資産を貯めたこの方ですら、

取り崩すのは難しいとおっしゃられていました。


もちろん、金融知識をお持ちの方なので、
理論的には4%ルールで取り崩せばいいことはご存知でした。

4%ルールとは、
取り崩してもまた翌年増えるので、
投資している資産額の4%な取り崩しても資産は減っていかないという理論です。

でも、長年(この方の場合は約40年)染み付いた節約スタイルはなかなか変えられないということでした。

取り崩すということ自体にも、精神的な抵抗があるということでした。


なぜ人間がここまで資産を使うことを悩むのかと言うと、それは、
人間は自分の寿命がわからないからなんだよね。これが最大のリスクだからだよね。

寿命が分かっていたら、
ぱ~っと使うか、計画的に使うか、
より適切に判断できるよね。

それに、昔から給与収入の人はすぐお金を使ってしまうけれども、

資産は大量にあるけれども、定期収入がない資産家の人は、
なかなか資産を取り崩せないと言われているのもあるよね。

減っていくことは精神的によくないらしいよ。


これを機に、やっぱり思ったのは、

配当金や分配金がある投資というものは改めていいなぁということ。

私はインデックスの積み立て投資をメインにしているのだけれども、

節約して余った資金やボーナスなどは時々高配当株やリートなどにサテライト投資をしている。

それで配当金や分配金が入る月にはいつも思うのだけれども、

雨の日も、風の日も定期的にお金を入れてくれて、なんて優秀な子たちなんだろう。


資産の増え方はインデックスには敵わないし、

そもそも増えなくて、ほぼ凪ぎの銘柄もあるし、

けれど、入ってくる目の前の配当金や分配金は嬉しい。

かつ、思い切って使える

だって元本はそのまんまあるのだから。

インデックス投資が1番良いと理論ではわかっていても、
脳が目先の現金に喜んでしまうんだね(笑)。


引き続き好配当株投資も楽しんで行きたいなと思う。

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