筆が折れているわけでも息が止まったわけでもないから、大丈夫よ。舞台小屋に忘れ物を取りにいきながら生業を生きている間に暦がめくれているだけ。

これが白紙の値札。いつでも、もちろん0円でも構わないわ。ワタシの紡ぎに触れたあなたの価値観を知ることができたら、それで満足よ。大切なのは、戯れを愉しむこと。もしいただいたら、紡ぐ為の電気代と紙代と……そうね、珈琲代かしら。