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母yoの振り返り…中学生の留学を成功させるコツ5つ

母yoです。ハワイへの母娘短期留学を振り返ります。
今回は、中学生で留学したことについて。
結論から言って、中学生での短期留学はおすすめです。

娘moとの親子留学は、当初小学6年生の冬に計画していました。
当時のmoは、小学生にしては話の出来る子供だなと感じていたので、この新しい体験を受け入れる心の準備ができているとは確信していました。
それに、中学生になったら部活などで長期休暇にほかの予定を入れられないかもしれないし、なにしろ思春期まっさかりで旅の間ずっとへそを曲げてたら得られるものも得られないだろう、まだまだかわいい小学生のうちに早く行かなきゃ、と思っていました。

ところが、のコロナ旋風。
仕方ありません。とりあえず延期。
moの様子を見て、無理だったら中止か、と思っていました。

中学生になったmoは、部活に入りませんでした。
本人が判断したことですが、私自身が部活動に否定的な考えを持っているので、影響されてしまったと思います。まあ、学校側も、義務ではないとのことでもめることもなく、ホッとしました。

また、思春期にしては話の出来る中学生でした。
子供に対して、というより年の離れた後輩と話しているくらいの感覚。
たまにへそ曲げますが、私もたまにへそ曲げるので気持ちは理解できますし、バチバチやりあう、ということもありません。
スキンシップも多いです。お父さん大好きっこ。

これは…イケる。

できるだけ早く実現させよう!

ということで、中学1年生の春休みを利用して実行することにしました。

でも…
実際にハワイに滞在している間は、やっぱり心配でした。
中学生にしては大人びている、とは言え、大人でも外国でカルチャーショックやホームシックになるものです。
moメインで私は付き添い、とは言え、言い出しっぺは私で、moは「お母さんが行くならいいよ」くらいの意欲度です。
「やっぱり来なきゃよかった」とか、「早く帰りたい」とか言われたらどうしよう…と思っていました。
「心の準備ができている」なんて、もしかしたら親バカな考えだったかもしれない...と。

初めての外国に着き、初めて英語で買い物して、初めて語学学校で私と離れ一人で教室に行き…
いろんな初めてを体験したmo。
いたって”普通”でした。
はじめこそ挙動不審なところもありましたが、少しずつ受け入れて、なじみ、楽しむようになっていきました。
たまにへそを曲げたかと思えば、ゴキゲンでめっちゃしゃべりかけてきたり。
普段生活している時とあまり変わらないmoでした。
これは私の想定を超える、とてもうれしい反応でした。
さすがmoだな!と思いました。

この留学は成功した!と考えています。
私が考える成功のコツは以下の通りです。

<中学生の留学を成功させるコツ>

・その子の状態を見極める
これが一番大切だと思います。
「中学生」とひとくくりにはできません。
発達途中の子供たちは、本当に千差万別。体格も心も。
特に、心の準備は大切です。
本人の心が海外行きにオープンになっていないと、短期間の滞在を効果的なものにするのは難しいと思います。
私は、moが生まれたころから将来の海外留学を考えていました。moが公文やりたいといえば英語は必ず続けさせたし、イングリッシュイマージョンデイ(英語で一日過ごすイベント)に行ったりもしました。とにかく「世界」に目を向けられるように常に意識していました。
そんなに長期計画ではなくても、「世界くらべてみたら」などのテレビ番組を見ながら「行ってみたいね」と声掛けするくらいでもいいと思います。

・まずは短期間
初めての留学であれば、長すぎないけれど、落ち着いて生活を楽しめるくらい、そして帰るのが惜しいと感じるくらいの期間が良いと思います。
2週間なら学校の長期休暇を利用できるし、ちょうどよいではないでしょうか。

・英語力upを求めない
語学学校での授業は半日だけでした。英語学習としてとらえると全く足りないと思います。
でも、英語しかできない先生と3時間半も過ごすだけでも、子供にとっては十分すごい体験になると思います。
大切なのは、その時間を楽しめてまた明日も頑張ろうと思えること。もう英語イヤだ~になったら台無しです。
どうせ、2週間英語漬けにしたところで、帰国したら元に戻ります。あんまり期待しないほうがいいと思います。

・予定を詰めすぎない
ハワイって、王道の観光地。事前調べでいろんな魅力的な観光地やアクティビティやレストランがヒットしますが、私たちはハワイ大学、ダイヤモンドヘッド、カピオラニ公園にしか行きませんでした。レストランディナーも1回だけ(しかもカジュアルなカフェ)。もともと二人とも外出好きではなく、沖縄に住んでるから海に興味なし、なんです。
もったいない気もしますが、普段と同じ、もしくは普段よりもっとゆっくりすごす方が、時間に縛られずピリピリせずにすみます。

・日本語の時間をもてるようにしておく
ホノルル空港に降り立った時から英語ワールドです。
食事も買い物も、テレビもみんな英語です。
日本語の会話は、頭を休めてホッとできるリラックスタイムになります。
moの場合は、いつも見てるYoutubeとかnoteの日本語でも、日常を取り戻していたと思います。

こんな感じでしょうか。
どんな体験も必ず糧にはなりますが、少なくない金額がムダ金になることは避けたいものですよね。できる限りめいっぱいの費用対効果をあげたいですよね。
かといって、海外初めてのそれほど意欲的ではない子供を英語漬けの厳しい環境に置くのは、逆効果かと思います。
あせらず、無理せず、期待せず。子供の将来を長い目で見て、一段ずつ上がっていく感じでよいのではないでしょうか。
始めの数段は親が押し上げていても、いずれ自力で上がっていくだろうと思います。

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