自転車の右側通行

毎日、自転車で走っている道は、自転車と歩行者が一緒の舗道だ。この舗道、ほぼ真ん中に一本白線が引かれているだけの舗道で、どちらが自転車用か歩行者用かはっきりわからない。昔は、自転車か歩行者かわかるようにマークが道に印刷されていたような跡だけが残っている。一般的に考えて、車道に近い側が自転車用の道だと思われる。朝は、そのルールがだいたい守られている。そして、自転車どうしのすれ違いも左側通行がだいたい決まりになっている。
しかし、問題は、帰りだ。自転車も歩行者も舗道いっぱい好きなところを通っている。そして、なぜか、ほとんどの自転車が右側通行なのだ。なせだろう。自転車は、8割くらい右側によけていくのだ。朝とは、道を通っているメンバーが違うからか。それで、ルールが変わってきてしまうのか?5年ほど、この道を通っているが、理由はわからないままだ。そもそも、この道は夕方は歩行者専用なのか?だから、右側通行なのか?そんな疑問を抱えながら、私は左に寄る素振りを見せて、すれ違いを試みる。それでも、相手の自転車は右側寄りのまま、こちらに突き進んでくる。私は、諦めて右側によける。今回も左側通行、失敗だ。こんな小さな事に一喜一憂しながら、なぞの右側通行に日々対抗している。


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