シン・VALORANT上達論【他ゲームでも使える方法】
こういった悩みにお答えします。
本記事の内容
これを書いている僕は、FORTNITE→APEX→VALORANTとトータル5年ほどプレイしていて、kovaaksなどのエイム練習ソフトも計400時間弱プレイしているエイムオタクです。
特に「FPSはどうすれば上手くなるんだろう?」など、考え方や練習方法について注力してきました。
この記事は、書籍「熟達論」という、元陸上競技選手の為末大さん(オリンピックに3大会出場、世界陸上2大会銅メダル獲得)が書いた本を僕が実際に読んで、めちゃくちゃタメになった部分VALORANTの上達に取り入れられる内容にまとめた記事です。
たぶん世代が同じ方なら、”世界陸上✕織田裕二”で「あぁ、あの人ね」と伝わるかなと思います。
「VALORANTを効率よく上達したい」
「VALORANTが上達して楽しくプレイしたい」
という方はぜひ最後まで読んでみてください。
ということで結論、VALORANTの上達に必要な3つのステップはこれ。
それでは、順に解説していきます。
■ 上達に必要な3つのステップ
✔ ステップ1:ゲームそのものを楽しむ
日々「上手くなりたい…!」と考えながらVALORANTやその他のゲームをあなたは、普段どれだけ楽しんでプレイできてますか?
YoutubeやX(Twitter)などで「〇〇をしろ」「✕✕はするな」など、情報が溢れかえっていて、ゲームを楽しむことより「セオリー通りプレイしよう」という考えが先行している人もいるんじゃないでしょうか。
そのゲーム自体を「楽しもう」「面白がろう」という考えから出てくる主体性、思い切りのよさ、不規則な動きの要素が無いと、後のステップでピタッと成長が止まってしまいます。
いきなり本質っぽい内容ですが、これが一番大事です。
自分の思考や感情のままにプレイしてみましょう。誰かが言っていたセオリーの通りにプレイするのではなく、まずは自分の発想で何か行動を起こすこと。要するに自主性。
✔ ステップ2:「型」を身につける
このステップで技術や考え方の土台となる「型」、つまり基礎を身につけます。
エイム/ストッピングなどの技術や、5vs5の爆破ゲームで勝つための考え方など、上達していく上で大事な基礎(土台)を何度も反復して意識しなくても基礎を実践できるようにします。基礎を癖づけるステップ。
おそらく3つのステップの中で一番時間がかかって、一番面白くないです。僕も土台作りのため、日々精進してます。
あくまで基礎を癖づけるステップなので、「キモいポジションでオーディンやショットガンを構える」「オタクワイヤーセットアップ」などの応用ばかりではダメです。
しっかり、プリエイムやストッピングなどの「どのキャラ」「どのマップ」「どの武器」でも使える/使えなきゃいけない基礎を身につけましょう。
「それで、基礎って何したらいいの?」という方は、下記のnoteを読んでいただければ理解できると思います。
こんな感じで、VALORANTやFPSについての解説記事を書いていきますので、いつでもチェックできるようにnoteのフォロー、もしくはスキをお願いします。
✔ ステップ3:観察して分析する
自分のプレーを録画で見返したり、上手い人のプレー動画をちゃんと観察して分析しましょう。
よくよく観察していくことで、「なんか自分こういうことやってしまってるな」「上手い人全員これやってるな」など、自分が取り組んでいること/取り組もうとしていることを理解できるようになります。
ですが、いきなり1試合丸々を録画で見返すのはハードすぎるので、まずは上手くいったプレーだけでも録画して見返すのをオススメします。
僕自身、上手くいったプレーをX(Twitter)にクリップを載せる為に録画して、編集する際に見返してます。
これだけでも充分効果があって、「X(Twitter)にクリップを載せる」までの一連の行動に「録画を見返す」を組み込んでいるので、「よし、録画を見返すぞ」と気合を入れなくても、意識せず続けやすいのがメリットです。
■ 上達しない/伸び悩む人の特徴
①:「ゲームを楽しむ」から始まっていない
「効率的に上達したい」という向上心の塊みたいな人や、「勝ちたい!勝たなきゃゴミだ!」とストイックな利根川マインドを持っている人は、「型」が全てだと思ってしまいがち。
そういった人は「型」の習得自体は早まるかもしれませんが、「ゲームを楽しむ」ことで得られるはずの主体性、不規則性という大事な要素を手にしないまま進んでしまうので、どこかで伸び悩んでしまいます。
②:選ぶ「型」が間違っている
「無意識でも実践できる癖をつける」と解説しましたが、癖というのは一度身につけちゃうと中々忘れられない危険なもの。その癖つける型が間違っていると抜けられないスランプ(伸び悩み)にドハマりしてしまいます。
・ダメな型の例
その1:シンプルじゃない
型はあくまでも基礎であり土台です。
「エイムを良くするには〇〇の✕✕を△△して~」など複雑なものではなく、「姿勢を正して、ゆっくり狙う」のような、めちゃ地味だけどシンプルなものを覚えましょう。
その2:万能と言われている
型は大事なものではありますが、それだけ全てが上手くいく万能なものではありません。自分なりに試行錯誤をしていかないと上達しません。
「これさえやっていれば簡単にイモータルになれる!」など、そういう怪しい型(?)は「そうなんや(ハナホジ)」程度に受け取りましょう。
③:観察と分析が部分的
「この人のマウスの持ち方はこうか」「この人は手首エイムなのか」など部分的/局所的に見るんじゃダメです。ぼんやりでも全体像を見ることが大事。
VALONRANT競技シーンに中国チームの参入が決まった時期に流行った”キーボードエイム”がまさにそれで、「中国人プレイヤーは撃ち合いが強いらしい。ん?なになに、キーボードでエイムをしてるのか。マネしてみよう」
とVALORANTコミュニティーの多くの人が部分的/局所的な観察と分析をしていました。(僕もその一人)
全体像で見れば、そういう小手先のテクニックではなく、中国人プレイヤーは撃ち合い技術の土台がしっかりしていると考えられるし、もしかすると中国競技シーン独自の環境が、そういった特殊な技術を発展させた可能性があります。
上記のように全体像を理解しないで部分的に観察しても、逆に伸び悩んでしまいます。
■ まとめ
・ゲームを楽しむ
・大事な基礎を癖つける
・自分や他人のプレーを観察する
・選ぶ「型」を間違るな
・観察する時は全体像をみる
「憧れるな、憧れられろ」
※すみません、早口言葉ではないです。
多くの人は「プロの〇〇さんみたいになりたい!」と憧れを持って、その憧れの人が実践していることを大正解の「型」だと思ってしまいます。
厳しい現実ですが、その憧れの人は自分に足りないものを多く持っています。言わば、自分とは真逆の性質の人のようなもの。
その真逆の性質である憧れの人が実践している「型」を思考停止で癖にしてしまうのは危険です。
正直な話、本音を言えばあなたも憧れられたいはず。
こんな感じで「自分だけが持ってる何か(オリジナリティ)を誰かに認められたい。」こういう風に思っていませんか?
それって誰しも思うことだし、とっても良いことです。
ですが、そのオリジナリティは基礎を極めに極めた先にあるものだったり、極めていく最中でふと現れたりするものです。
もしかしたら、僕のオリジナリティは「キーボードでエイムを合わせる」かも。ひたすらエイム練習をしていたら、ふと身につきました。意識はしてません。(下動画の1、2個目のクリップを参照)
ということで(?)、一度初心に立ち返り、ゲームを楽しみながら、地道にコツコツ基礎練習していきましょう。
今日からひとつでもいいので実践してみてください。
それではー
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