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ムキムキだからメンタルブロックくらい素手で割れる

ゼッテー人に言わねーという前提で心のなかの欲望をジャンル問わず100挙げたことで明らかになった問題の話をします。
結論から書くと私は私を幸せにしたくないと思っていることがわかったのです。結論だけでOKだったら以下は読まなくて大丈夫です(タイムパフォーマンスへの配慮ができるアピール)。
なおタイトルはなんか……今の職場に来てから何もしていないのに腕を曲げただけで力こぶができるようになったのでムキムキと書きました。私にはマッチョのポテンシャルがあるのかもしれませんね。

やりたいことを100挙げるやつ、なんか手帳界隈であったような気がするのでとりあえず数字だけ拝借してすぐにできることであれなんであれあらゆる欲望を書き出してみました。100もないよ……とか思っていたのですが出せば出ました。ただ、将来にむけたビジョンとか希望の話はあまりなくて、ありたい肉体とか精神とか求める人間関係とか基本スペックのいまある問題をどうにかしたいという内容が圧倒的に多い。私は別にコンテンツではないので例を示したりはしないのですが、完成したリストを見て以下の3点を強く感じました。
・自分の人間性への不信感
・自分の容姿への不満感
・人間関係への渇望感
このあたりに由来する圧倒的な自信のなさを処理してもっと優しくなりたいんですけど? 優しくない人に人権ないですけど? みたいな。なお人権は生まれつき誰にでもあります。

で、これらの問題のなかで最も古いというか、あらゆる問題の根源となっていそうなのがどうも容姿に関するそれなのではというところです。以前の記事でかわいいに対するものすごいコンプレックスがあると書きましたが、それまでは特に生きづらさを感じたこともなかったので。
「私はかわいくないしかわいくなれない→別に最初からかわいさは求めていませんでしたけど(自己暗示)」という要領でさまざまなものを「最初から望んでなかったですけど(自己暗示)」していきました。望みを叶える力がないことを無意識下で漠然と感じたまま、大人が望むであろう手のかからない子になることだけは遂行していくみたいな。キルアが音を消して歩くのと同じように欲望を否定するのが癖になってしまっていたのでしょう。自分軸が育たないわけです。自己が確立されていない人間の周りに人は集まらないし、なんちゃって自己でも波長が合うと感じて付き合ってくれた人がいても、逆に私自身が内心で違和感を覚えてしまう場合もあります。卒業するたびに人間関係をリセットして、いま付き合いのある友人は全員オンラインで知り合った人たちです。でも人間性って他者との関わりのなかで磨かれていくものなので。読書が趣味だったのは不幸中の幸いだったと言えるでしょう。辛うじて情緒が養われました。
こういう抑圧ってだいたい環境に恵まれなかったとかそういう原因だったりしますけれど、私のすごい(すごくはない)ところは特に家庭でのトラブルもなければ誰かに何か言われたわけでもなく、自分で勝手に抑圧して自縄自縛のち自爆みたいなコンボを決めたところです。児童向け創作の「勉強もせずに漫画ばっかり読んで!」を真に受けて「いい子は漫画を読まないんだな」と思い続け、18歳くらいで「イヤ、そうでもないな?」と気づくまで漫画コーナーに立ち入ることを自ら禁じていた者ですので。家に漫画あったんですけどね。思い込みと規範意識がどえらい強く、それに対してかなり忠実になれるタイプというか。最近気づいたのですが、私はひとりで考えることに向かないと思います。適切でない方向性のままであれ、納得した瞬間一直線に走り出してしまうので。

話が逸れました。いろいろわかったところでこれからどうしようかです。まずはざっくりこういう方針でいきます。
・自分の欲望に肯定的になる
・納得いく程度に見た目を整える
これまでのカスみたいな規範意識に乗っかって生きた結果痛い目を見たので、これは可及的速やかに投げ捨てるのが自分のためです。とはいえ長年の癖をすぐにどうこうできるものではないので、「○○したい」という思いをもぐらたたきのようにスッこませようとせず、言葉にして認識するところから始めるのがいいのかなと。
次に見た目ですが、人間性とか人間関係とかに先立って見た目なのはフィジカルを鍛えられてこそメンタルが整うからです。スポーツ選手が練習不十分だと自覚しているのに自信を持って試合に臨めるわけがないじゃあないですか。私はスポーツ選手だった瞬間がありませんが。外見については古く根深いコンプレックスがあるので、そこを解消するのはかなり重要です。自分を受け入れられるからこそ他人を受け入れる余裕が持てるというもので。

上腕二頭筋以外も鍛えてメンタルブロックを小指一本で粉々にしてやりたいものですね。

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