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闇に宝石

宇宙の闇の中に宝石の鋭く輝き・・

大変個人的なことだけど、今まで私の脳内で繰り広げられたことのある世界観とまるで違う光景が頭の中にやってきて、戸惑っている。

随分異次元な景色なので、趣味的にも、自分の脳内で繰り広げられているにも関わらず抵抗がある。「鋭い」という印象も、自分とは似つかわしくなくて、落ち着かない。

その脳内の光景の手前側には、パズルが斜め下を向いて傾いていて、ピースの一つ一つが一個づつパラパラと落ちていっている。もう落ちるのを止められそうもない。近いうちに全部落ちていってしまうだろう。そのパズルには、まるで昭和の漫画の背景のような、そうでなければ、銭湯画みたいなタッチで、今の世の中の絵が描かれている。なんの変哲もない住宅街や町並み、奥には水色のベタっとした空や、山がある。どこの地方都市にでもあるような光景のパズル。

そして、そのパズルが落ちたパーツ部分の奥には深い闇が覗いている。それは真っ暗闇で・・多分宇宙の闇だと思う。無・・ではなく、闇が有るという感じ。そこに、水晶のような六角柱状の宝石がいろんな色で突き出ている。ただ根っこにある一つの大きな塊からたくさん突き出ていて繋がっている。真っ暗闇とは対象的に、そのカラフルに鋭い光を放つ宝石の美しさに圧倒されてしまう。

そんな動画みたいなものだ。

正直いって、ほとほと疲れているのだろう。

ここ数か月はここ5年位の間で、(仕事じゃなく)私個人として最も色々とあった数か月だったと思う。心配ごとが多すぎて、悲しいことが多すぎた。そう優秀でもない私の脳みそでは、情報と感情がちょうどよくかみ合わないままに(当然身体は置き去りでギクシャクしてる)、なんとか毎日生きてきた。

昨夜は、ろくでもない、ひどくて、散々な夢をみた。それを優しい知人に聞いてもらっていたら、この光景がいきなりやってきた。

世界は崩れはじめている。。

いろんな事があって、そう感じている。

私は脳内のスペーシーな景色を感じて、この世界が崩れ落ちて、何か別のものが待ち構えているのかとその光景を理解しかけていた。でも、その彼は、私の中の何かが終わって、新しい何かが始まるってことではないか?と、思いもよらないことを言ってくれた。

何かあったら書くことが一番好きだけど、真面目でもない。だから、忙しい毎日の中で悲しい時かしみじみと感じ入った時くらいしか、熱心に文章など書けない(+時間があるか、自分のために何がなんでも時間を作りたいときか)。

それで、彼が言うところの、私のなかに何か新しいことが始まっているのだとすれば、それは私にしか分からない。今のところ気配しか感じられておらず、書けば少し分かるかもしれない。

せっかく、ゴールデンなウィークだと世間が言っているのだから、心をメソメソさせたままに、感じたことを書いてみようと思う。

今日も生きましょう。


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