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食日記01:中華街で失敗しないための店選び

地元の人以外は横浜中華街で食事、
なんていう機会は年に数回かと。
もちろん東京に住むぼくもそういうクチであります。

そんなこんなで中華街はいつも店選びで困る。

めっきり増えた客引きも喧しい
格安食べ放題はどうもあやしい(笑)。

さりとて風情のある古いお店は勇気もいるし。
間違いのない高級店で畏まってご飯、ってのも違う。


これまでのぼくの一択だった
名物焼きそばでおなじみの「梅蘭」は
カジュアルでオリジナリティーあふれる
中華街らしい使えるお店ではあるのですが
いまや都内でも食える店になっちゃったし。

 

マンネリを打破しつつなるべく中華街っぽくて
それでいて外れない選択に今回は挑戦してみました。


ガイドブックに頼らず足で稼いだネタ、
中華街散策のお手伝いにでもなればと♪

 

1.福満園 本店

いかにも観光ギラギラじゃないオーソドックスな店構えに
実直な営業姿勢が見えたので突入。

四川を中心に福建料理もウリなんだそうです。

オーダーは
人気メニューの「黒チャーハン」と
「四川麻婆豆腐」に「海鮮しゅうまい」。

黒チャーハンは中国独特のたまり醤油の風味が
香ばしく、甘みもあり、
もちろん安定のパラパラ仕上げ。


麻婆豆腐は朝天唐辛子(丸くて辛味が強くてお高い)使用。
しびれる花椒もたっぷりで
白飯頼まなかったことを後悔!


海鮮しゅうまいはトビッコがのってて
中の海鮮ともども食感が楽しい。

接客はアッサリだけど中華街にしては
感じがいい方だと思う(笑)。

上記に加え、写真撮ってないけど水餃子&生2杯つけて
5000円強とお値段もまぁ適正なのでは、と。

 

特筆ポイントはいわゆる中華街の門の外にあるので
込んでるお昼の時間帯でも比較的すいっと入れるってとこ。

これは地味にうれしい。

 

2.王府井 2号店

観光客で大賑わいの中華街大通りにある点心のお店。

ジューシーな焼き小龍包を求め行列が絶えない人気店であります。
しかし5個10個と飛ぶように売れる焼き小龍包には目もくれず
ここでは「胡椒餅」が必食!!!

カリッのパリッのサクサクッに焼かれた皮の中には
五香や八角の香りの主張もありつつ
ドカンと効いた胡椒味の豚肉がゴロッゴロ。
あつあつのやつにかぶりつけばしたたる肉汁……。

 

インドのナンを焼くみたいに
釜の内側に張り付けて焼き上げるんだそうです。

たぶん中華街でもかなり珍しい台湾の名物。
テイクアウトで山下公園散歩のオヤツにも、
まじでオススメしときます。


注意:同じ通りにある同店の1号店には
胡椒餅はないのでお気をつけください。

 

3.萬來行カフェ

さて。
お昼もすませ散策ってことになると
夕方近くにちょいとお茶でも、となるわけですが
中国茶専門店をはじめスタバやらのチェーン店は
同じこと考えてる人々でどこも大混雑。

そんななか、
中華街大通りの「萬來行カフェ」は
雑貨屋さんの2階にあって穴場中の穴場

外からはカフェに見えないもんね。

クラシックでもありモダンでもある粋な内装と
座り心地のいい椅子&ソファ席。

メニューには「長居歓迎」の文字まで(笑)。
中国茶はもちろん、コーヒーも丁寧に淹れられてます。

助かるのは店中に大量に配置されたコンセント。
わかってらっしゃる。

写真撮りまくったスマホの電池も
歩き回って疲れた足も回復回復っ♪

 

 

とまぁいかにもガイドっぽくない
横浜中華街プランが一個できました。

なんというか結局のところ
失敗しない店選びは勘と嗅覚、という
あまり人様にオススメできない結論になってしまいました。


お読みいただいた方、ありがとうございます。
もし中華街プランにお困りでしたらお試しください。


またおいしいもの見つけたらnote♪

いしかわよう


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